コンテンツマーケティング
2015.10.5
巷では、オウンドメディアが注目され、コンテンツマーケティングの重要度がますます上昇していますね。
その一方でどんな記事を書いたら、多くの方に読んで頂けるのか悩んでいる方も多いのではないでしょうか。
どんなことに気を付けて記事を書けば、沢山の方に読んでもらえるのか?
今回は弊社が運用している就活ノートというメディア(その名の通り、就活生に向けたメディアで、ES情報や選考情報、就活アドバイスや小ネタなど様々なジャンルの記事を掲載しています。)を参考に、
読んでもらえる記事と、そうでない記事の特徴を見て行きたいと思います。
突然ですが問題です。
『就活ノート』の中には、他社の選考や内定を辞退するように促す就活終われハラスメント、通称オワハラについて書かれた記事がいくつかあります。
A.【話題沸騰中】「オワハラ」ってナニ!?
B.【オワハラ】「就活打ち切り」を強要された場合の対処方法!
C.【オワハラ実録】某大手企業の内々定を辞退しようと思ったら…
さてどの記事が最も読まれているでしょうか。
見出しのタイトルで若干のネタバレ感はありますが…(笑)
正解は、Cの実録系の記事です。
ちなみに…
A 3116PV
B 4515PV
C 8294PV
(2015年8月31日時点)
世の中便利なもので、情報が溢れており、どこのサイトを見に行っても似たような内容の記事を見つけることが出来るようになりました。
そんな時こそ、ここでしか読めない記事を書くことが重要です。
「自分しか経験してないことなんてないよ…」
「新しい理論を生み出すのは難しいよ…」と思う方がいるかも知れませんが、
悩む必要はありません。
例えばこの記事自体も、
「実例や具体例を書きましょう」という当たり前といえば当たり前のこと言っていますが、
それを、ただ単に
「具体例を書きましょう、その方が説得力があります。(と一般的に言われています)」書くよりも、
「具体例を出したら閲覧数に○PVも差が生まれました!やっぱり具体例を盛り込むべきです!」
というように一般論に対し、自分なりのデータで裏付けするだけで大分印象が違いますよね。
ですので、当メディアでも、
実体験や、自分なりの意見や主張が入っているか、
クライアント様の実際のデータなどを活用して、ここでしか読めない内容になっているか
などを意識して書くよう心がけています。
自分なりの意見やデータで、記事の質を上げていきましょう!
またまた、問題です。
就活ノート内の記事、どちらの方が多く読まれているでしょうか?
A.【なんて答えるべき?】ES超難問10選
B.【最難問!?】近年増加中の“白紙にあなたを自由に表現してください”の攻略法
こちらも見出しのタイトルを見れば、分かってしまうかもしれませんが
正解は、Bです。
ちなみに…
A 6374PV
B 29352PV
(2015年8月31日時点)
例えば、Aのタイトルのように、
「○選」や「○つのコツ」など情報が沢山載っていそうなタイトルの記事をよく見かけますが、この記事を読むのはどんな人でしょうか。
「これといった質問の対策が知りたいわけではないけれど、ESに備えようと対策を考えている」人でしょうか。
どんな記事を書くか考える時、どんなユーザーが読んでくれるのか、SNSで拡散するのか、検索して辿り着くのかを考える必要があります。
今回の場合で言うと、
「ES 難問 回答例」と調べる人が多いのか。
「白紙で自分をPR 例」と具体的な問題名を調べる人が多いのか。
恐らく、就活生がこういったESの質問内容を検索するのって、
いざ「ESを書こう!」というタイミングで、「この質問ってなんて答えたらいいの?」と迷ったまさにその瞬間だと思うんですね。
そんな時、
「ES 難しい質問 回答例」という回りくどいキーワードで検索をするのではなく、
「白紙で自分をPR 例」と知りたい問題名をストレートに調べますよね。
もちろん、
情報を多くし、「出題頻度が多い質問○選!」のようなタイトルを付けて、ユーザーにとって一定の情報量があることを知らせるのは、読んでもらうための有効な手段です。
ただ重要なのは、
「誰に読んで欲しいのか」
「その人達はどうやって記事に辿り着くのか」
を考えることです。上記を踏まえて記事の内容を考えてみましょう。
こちらは、検索ではなくサイトに訪れた場合やSNSで拡散された場合の話ですが、
拡散される際や、サイト内の記事一覧では、基本的にタイトルしか表示されません。
タイトルを見て興味を持ってもらえなければ、せっかく書いた記事を読んでもらえません。
では興味を引くタイトルとはどんなものがあるでしょうか。
【世の中の9割の人が勘違いしている】
【自己分析本を使っている人は要注意】
など「もしかして知らずに何かやらかしてしまっているかも!?」と、注意を喚起する方法です。
もし、自分が当てはまっていたら…と思うと気になってしまいますね。
【本当の理由は○○だった】
【面接突破に必要なのは○○と✕✕だけだった】
など、この記事のタイトルも当てはまりますが、タイトルの一部を伏せて、記事の中で答え合わせをさせる方法です。
答えを1番最後に持ってくることで、最後まで読んでもらえる可能性も高まりますね。
【就職浪人の僕が大手企業から内定を総取りした話】
など、普通に考えたらあり得ないタイトルを付け「そんなまさか?」「何故そんなことが?」と興味を引く方法です。
映画化され有名になったビリギャルも、「学年でビリだったギャルが、1年で偏差値を40あげて日本でトップの私立大学、慶應大学に現役で合格した話」というタイトルで、バズっていましたね。
関連記事:オウンドメディアに欠かせない刺さるタイトル11パターン
(http://deliways.com/category/oundomedia/post01/)
上記以外にもタイトルの付け方は色々ありますが、根拠のないタイトルや、記事の内容と相反するタイトルを付けると、読者の印象が悪くなり、拡散されにくくなってしまいますので、興味付けの観点で工夫しつつも、内容との関連性も重視したタイトル付けを心がけてください。
いかがでしたでしょうか。
コンテンツマーケティングが重視されてきて、ますます色んな記事が増えてくることが予想されますが、ただ文章を書くだけでは意味がありません。
文章の書き方、内容の選び方、タイトルの付け方を工夫して、沢山の人に読まれる良質な記事を書きましょう!
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