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【仮想ページビューってなに？】の疑問を解消する～導入から設置まで～

GoogleAnalyticsを活用してサイトのコンバージョン設定を行うときに『フォームの入力・確認・完了ページのURLが全部一緒だ！！』ということで設定が出来なかった経験はありませんか？

今回は『仮想ページビュー』を活用して、同一URLで遷移するフォームでコンバージョン設定を行うための方法を説明します。

［目次］

・まずはフォームの確認から

・次に設置前の準備

・設置から計測チェック

・最後に

【まずはフォームの確認から】

最初に『仮想ページビューが設定出来るフォームかどうか』を確認します。

入力・確認・完了それぞれのページに別々のトラッキングコードを設置するため、

・別々のトラッキングコードが設置出来ない

・一括で制御されている

場合は仮想ページビューの設定が出来ないため注意が必要です。

【次に設置前の準備】

仮想ページビューの作業は『対象ページに対象のトラッキングコードを設置する』ことなのですが、その設置するコードはどうやって作成すればいいのでしょうか。

こちらの説明をしていきます。

例）http://www.vantage.jp/contact/の場合

計測した際のURLに指定はないので参考として

入力：http://www.vantage.jp/contact/form1

確認：http://www.vantage.jp/contact/form2

完了：http://www.vantage.jp/contact/form3

こちらで計測したいと仮定します。

《修正前》

===========================================================

<script>

(function(i,s,o,g,r,a,m){i[‘GoogleAnalyticsObject’]=r;i[r]=i[r]||function(){

(i[r].q=i[r].q||[]).push(arguments)},i[r].l=1*new Date();a=s.createElement(o),

m=s.getElementsByTagName(o)[0];a.async=1;a.src=g;m.parentNode.insertBefore(a,m)

})(window,document,’script’,’//www.google-analytics.com/analytics.js’,’ga’);

ga(‘create’, ‘UA-9796580-1′, ‘auto’);

ga(‘send’, ‘pageview’);

</script>

===========================================================

《修正後》

===========================================================

<script>

(function(i,s,o,g,r,a,m){i[‘GoogleAnalyticsObject’]=r;i[r]=i[r]||function(){

(i[r].q=i[r].q||[]).push(arguments)},i[r].l=1*new Date();a=s.createElement(o),

m=s.getElementsByTagName(o)[0];a.async=1;a.src=g;m.parentNode.insertBefore(a,m)

})(window,document,’script’,’//www.google-analytics.com/analytics.js’,’ga’);

ga(‘create’, ‘UA-9796580-1′, ‘auto’);

ga(‘send’, ‘pageview’,’/contact/form1′);

</script>

===========================================================

詳しく説明すると

ga(‘send’, ‘pageview’);

を

ga(‘send’, ‘pageview’,’/contact/form1′);

に変更します。

確認・完了ページのトラッキングコードも同様に修正すれば前準備完了です。

【設置から計測チェック】

各ページ用に準備したトラッキングコードを各ページのGoogleAnalyticsのトラッキングコードと張り替えます。

最も重要なのがその後のチェックです。

トラッキングコードを正しく修正出来ていないと間違ったURLが表示されたり、そもそも計測されないこともあるため注意が必要です。

《チェック方法》

対象アカウントの『レポート』→『リアルタイム』→『サマリー』をクリック

こちらで計測出来ていれば設置＆確認完了です。

【最後に】

仮想ページビューの設定後、最後にコンバージョン設定を上記のURLで設定すれば完了です。

【まとめ】

いかがでしたでしょうか。

お客様によっては『うちはGoogleAnalyticsのコンバージョン設定出来なくて、フォームの作り変えも考えてないから諦めてるんだ』と言われる方もいらっしゃると思います。

『仮想ページビュー』を活用し、お客様のサイトでコンバージョン設定出来れば、お客様の成果によりコミットしやすくなり、またお客様からの信頼の貯蓄も貯まるはずです。

今一度対象のお客様がいないか確認してみましょう。