導線改善
2017.5.7
こんにちは!Webマーケッターのこぶらです。
前回に続いてトゥルースリーパーのマーケティング手法について分析していきます。今回はSPサイトの良い点をチェックしていきましょう。
PCサイトと重複するところは割愛してご紹介します!
参照URL:http://www.shopjapan.co.jp/sp/products/truesleeper.html
ページの左下のポップアップで割引クーポンを表示させています。
ここでも「週末限定」や「特別セール」という文言で「いま」買う理由付けをしているのと、「今すぐチェック」という形でCTA(Call To Action:行動喚起)をしているところは参考にしたいですね。
そしてこちらのポップアップをクリックするとこのような画面が表示されます。
ここでも「ワクワクコード」というユーザー心理を動かす文言を使ったり、1分単位で具体的な期限を表示させたり、「※ワクワクコードは再表示されません。必ずメモを取ってください。」という形で「いま」買う理由付けをしたりしています。
さすが細部にも抜かりが無いですね!
一つの商品を購入することをほぼ決めたユーザーに対してアップセルをかけています。
「よく一緒に購入されている商品はこちら!」という文言で「ついでに買っておこう」とユーザーに思わせていたり、「同時購入だとさらに割引!」という文言で「いま買っておかないと損をする」とユーザーに思わせていたりする点が参考になります。
カートページに訪れるユーザーは、既に財布の紐が緩んでいる状態なので、アップセルの成功率も高いでしょう。
こちらはカートより更に進んで、商品を購入したユーザーに対するアップセルになります。
既に財布が開いている状態なのでアップセルの成功率は更に高まるでしょう。
ここで注目したいのが「カートでのアップセルとの違い」です。
実は上記のオリジナルカバーは、カートページでも同じ20%オフで紹介されているんです!
では何が違うかというと、その「表示順番」です。
カートページでは、2枚目のマットレスやオリジナルカバーの3枚セットなど、1~2万円の高単価な商品が優先的に表示されているのに対して、サンクスページではオリジナルカバー1枚など、比較的低単価な商品が表示されています。
つまり、サンクスページでのアップセルの方が、「ついで買い」により近い商品を推しているということです。
この順序はユーザーのLTV(Life Time Velue:顧客生涯価値)を最大化するために研究し尽くされたものだと考えられるので、是非参考にしたいです。
いかがだったでしょうか。
トゥルースリーパーのWebサイトには、ECサイトを運営している方の参考になる要素が詰まっているのではないでしょうか。
次回以降はWebサイト離脱後のCRM(Customer Relationship Management:顧客関係管理)の領域について分析していきます。
Deliways内検索Search
カテゴリーCategory