導線改善
2016.7.4
こんにちは!
突然ですが、皆さん「コンテンツグルーピング」という言葉はご存知でしょうか?
コンテンツグルーピングとはGoogle Analyticsの機能の一つで、
これを使うことで、アクセス解析をしやすくしてくれるものになります。
アクセス解析に力を入れている方であれば、
是非とも導入すべき機能になるので、この記事を読んで概要をつかんでいただければ幸いです。
コンテンツグルーピングとは、
「特定の条件を満たす複数のページ(コンテンツ)を一つのページ群と捉えて、そのページ群ごとのKPIを見ることが出来るようにするもの」
です。
例えば、「SEO対策用のコラムページ」と「その他のページ」であったり、
「第一階層のページ」と「第二階層のページ」、「第三階層のページ」、「それ以降のページ」と分けたりすることで、それぞれのコンテンツごとの違いを見ることが出来ます。
こう聞くと何だか高度な設定をしなければいけないかと思われるかもしれませんが、
設定は非常に簡単なのでご安心ください。
まずはお使いのGoogle Analyticsを開いて、
アナリティクス設定>ビュー>コンテンツグループ
と進んでいきます。
すると「+新しいコンテンツグループ」という赤いボタンがありますので、そちらをクリックします。
あとは画面上の指示通りに項目を埋めていけば準備完了です。
簡単ですねー!
では実際どのようにコンテンツグルーピングを活用すればよいかということなのですが、
それほど難しく考える必要はありません。
例えば、本サイトDeliwaysで
「リスティング」、「導線改善」、「コンテンツマーケティング」の、どのカテゴリの記事滞在時間が長いのか知りたい
とします。
その場合は、「ルールの定義を使用するグループ」で、コンテンツそれぞれのディレクトリ名である「listing」「improvement」「content」を条件として設定します。
作業としては5分ほどなので、とても手軽に作れる上に、一度条件を作ってしまえば、
その先ずっと使えるので、業務効率化に繋がってきます。
ここまでの説明だと
「コンテンツグルーピングなんてしなくても、別にデータは見れるじゃないか!怒」
という文句が飛んできそうですが、それはその通りです。笑
特に見れる情報が増える訳ではなくて、「簡単に」見れるというだけです。
ただ、このコンテンツグルーピングの応用編として、
下記の記事でも紹介した、GoogleスプレッドシートのGoogle Analytics公式アドオンとの連携があります。
↓↓↓
■知ってました?Google Analyticsとスプレッドシートアドオンの連携がすごい!
http://deliways.com/blog/tool/93
上記のアドオンはGoogle Analyticsのデータを自動でスプレッドシートのセルに反映させられるという優れモノですが、
Google Analytics上で見れる条件を全て使うことは出来ません。
それこそ、「SEO対策用のコラムページ」のみのKPIを引っ張ることは難しいです。
そんなときにコンテンツグルーピングが使えるんです!
具体的なディレクトリ名で条件を絞ることは出来ませんが、
コンテンツグルーピングには1,2,3・・・というインデックスが付きます。
例えば「SEO対策用のコラムページ」のみのコンテンツグループ「Column」を使い、
「Column」のインデックスが1だとします。
そしてスプレッドシートの9行目「Dimensions」の箇所に、
「ga:landingContentGroup1」と入力しておきます。
そうすると、8行目「Metrics」に入力してあるKPI、
例えば「ga:sessions」「ga:goalCompletionsAll」と入力してあれば、
コンテンツページへのランディング数と、コンテンツページへのランディング経由の全コンバージョン数を出力することが出来ます。
いかがだったでしょうか?
上手く使えばアクセス解析業務を格段に効率化出来るので、
この機会に是非コンテンツグルーピングを使ってみてください!
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