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2015.11.5

【入門編】アカウント、プロパティ、ビューを理解する

【入門編】アカウント、プロパティ、ビューを理解する

お客様よりご契約を頂く際にGoogleAnalyticsのアカウントを開設or共有して頂くことも多いはず。

その際に、『アカウント、プロパティ、ビューってなんだろう?』と疑問に思ったことはありませんか。

今回はそれぞれの階層の役割と出来ることについて説明していきます。

《概要》

GoogleAnalytics上での確認方法は、ログイン後の管理画面(画面上部)にある「アナリティクス設定」画面で確認出来ます。

また、設定箇所は[アカウント] [プロパティ] [ビュー]の3階層に分かれて表示されています。

 

それぞれの位置付けについてヴァンテージでは、

・アカウントは1つの企業・組織に対して1つ

・プロパティは1つのサイトに対して1つ

の考え方で運用を行っています。

 

ビューについてはサイトで「どのような解析を行いたいか?」という目的によって作成を行うので複数作成することがほとんどです。

例として「ヴァンテージのIP除外」や「A/Bテスト用」等を作成することが多く、1つのプロパティの配下に3~4個のビューが出来る事が多いです。

《アカウントの役割と出来ること》

1大きく分けるとユーザー管理と、変更履歴の確認に2つがあります。

ユーザー管理によって、アカウント配下のプロパティやビューに対して社内の誰がアクセスでき、どの範囲までの権限(編集可能か、閲覧のみか)を付与するかを設定出来ます。

また、編集を許可したユーザーが、アカウントに対してどのような設定や変更を行ったかを確認できます。

ヴァンテージでは既に設定済のお客様からアカウントを共有頂く際、編集権限まで付与して頂く設定を依頼しています。理由はアカウント以下(プロパティ、ビュー)で設定出来る項目の範囲が限られてしまうためです。

[ゴミ箱]には、削除したプロパティやビューが一時的に保持されます。

 

《プロパティの役割と出来ること》

2主にトラッキングコードの確認とカスタマイズ関連、リンク設定(Google AdWordsやGoogle Adsense、サーチコンソール等)を行うことが出来ます。

トラッキングコードのカスタマイズには、検索エンジンとみなす参照元サイトの登録や、カスタムディメンションの設定なども含まれます。

《ビューの役割と出来ること》

3サイト(プロパティ)に対して「どのような解析を行いたいか?」を設定する単位です。

例えば「スマートフォンでサイトを閲覧したユーザーのみ絞って解析したい」、ECサイトでは「サイトのコンテンツを商品グループ別にグループ化して解析したい」「Eコマースの分析をしたい」といった単位でビューを作成します。

「パソコンのみ」「スマートフォンのみ」「スマートフォンとタブレット」「A/Bテスト用」「特定のディレクトリのみ」というように、解析の意図が分かる名前をつけるといいでしょう。

《注意点》

また、それぞれの注意点として、異なるプロパティをまたがった分析は出来ません。

複数のサイトをまとめて解析したい場合は同一プロパティで管理しますが、必要に応じて、クロスドメイントラッキング等の設定を行います。

また、1アカウントに作成出来るプロパティ数は50個まで、1プロパティに作成できるビューは25個までです。

《まとめ》

いかがでしたでしょうか。

それぞれの階層には明確な役割や目的があります。

お客様より新規に契約を頂く、または共有頂く際には、それぞれの違いを把握した上で共有時に説明を行うことでより信頼の貯蓄が貯まるのではないでしょうか。

是非実践してみて下さい。

 

      
Posted by:Jさん
   


   
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