オウンドメディア

2016.2.3

絶対にやってはいけない!失敗するオウンドメディアの特徴5選

絶対にやってはいけない!失敗するオウンドメディアの特徴5選

コンテンツマーケティングの新しい形として近年注目されているオウンドメディア。

最近多くの企業がオウンドメディアを持ち始め、SNSでも記事を良く見かけるようになりました。

 

しかし、

 

「流行りに乗って始めてみたけど・・・」

「毎日毎日更新しているけど、成果が見えない・・・」

 

と頭を悩ませているオウンドメディア担当社様は多いのではないでしょうか。

そして、もしかすると下記の『失敗パターン』に当てはまっているかもしれません。

 

貴社のオウンドメディアは大丈夫でしょうか?

早速、失敗パターンとその対策を見ていきましょう!

 

ペルソナが定まっていない

ペルソナが定まっていない

ペルソナとは、『実際の顧客データ(定量、定性)をもとに「自社の商品・サービスを買ってほしい理想の顧客の特徴」を具体的な人物像としてモデル化したもの』です。

少し固めに書きましたが、結局はメディアの『ターゲット層』のことです。

 

ターゲットを定めずに、ジャンル関わらず「好きな記事」「面白い記事」を書いても、自社のブランディングや売上の向上には繋がりませんよね。

 

例えば、高級マンションを扱う不動産企業が、学生向けの「勉強」に関するメディアを作っても、

「何がどうなったらメディアを見た学生がこの企業で高級マンション買うの?」って感じですよね。

 

もしも「何となく始めてしまって決まっていない」という場合は、自社の商品やサービスのターゲット層にもとにペルソナを定めて、その人達に向けたコンテンツ作り・メディア作りを心がけてください。

詳しいペルソナの考え方や定め方は、下記の参考記事をどうぞ。

 

関連記事:オウンドメディアはペルソナで決まる!?誰でもできるペルソナの作り方

http://deliways.com/blog/pickup/14

コンテンツ数・文字数が少ない

オウンドメディアの成果が出ていないという方、メディアのコンテンツ数はどれくらいでしょうか。また文字数はどうでしょう。

 

GoogleのSEOの評価には、内容の充実度ももちろんですが、コンテンツの量・記事の量も影響を与えると言われています。

 

SNSでのいわゆる『バズり』でPV数が伸びることもありますが、自然検索からの地力を付けるには、ある程度のコンテンツ数が必要になってきます。

 

オウンドメディアの先駆けといわれる「LIGブログ」。

1年前の記事なので今は更に増えていると思いますが、下記の記事によると、3000以上の記事があるそう。

http://gori.me/web/69366

 

また、文字の量も短すぎると良質なコンテンツとして評価されにくいです。

最適な文字数は諸説ありますが、1500~3000文字くらいが良いとされています。

人間の1分間の読了文字数は、大体400~800文字と言われていますので、短くて3分長くても5分くらいが人にとって読みやすい量と言えるでしょう。

(ちなみにこの記事は約2800文字です。)

『バズり』狙いで変な記事ばかり書いてしまっている

『バズり』狙いで変な記事ばかり書いてしまっている

またまたLIGブログを参考にあげますが、下記の記事では、「おもしろ2割・真面目8割」と、バズる面白い記事だけでなく、有益なコンテンツ作りにも力を入れているのが分かります。

http://logmi.jp/36098

 

オウンドメディアを始めるとついついアクセスが気になり、短期でアクセスを集められるような『バズり』記事に考えが行きがちですが、

 

例えば、マンション購入を考えている時、

「不動産に関するおもしろ記事」を書いているメディアと、

「不動産に関する真面目な有益な記事」を書いているメディアであれば、

信頼の出来る後者に、問い合わせようと思いますよね。

 

『バズり』記事もメディアの拡大の為には重要な役割を果たしますが、はあくまで話題作りの一貫として捉えましょう。実際のブランディングや売上に繋げる為には、有益なコンテンツ作りが不可欠です。

宣伝が多い

「自社のメオウンドメディアで、自社の宣伝をして何が悪い!」と思う人もいるかもしれませんが、毎回毎回、宣伝されるとどうでしょうか。

 

例えば、化粧品を扱うサイトがスキンケアに関するメディアを運営していて、

 

「シミを治す方法」→「弊社のこのクリームでシミが薄くなります!」

「肌荒れを防ぐには」→「弊社のこの保湿液を使うとスベスベです!」

 

と、毎回商品の宣伝に繋げると、

「結局自社宣伝にに繋げる為の記事でしょ」

とユーザーに良い印象を与えません。

 

どうしても宣伝したい場合は、他社の商品などと一緒に紹介し、「オススメの中の1つ」という風に見せると『宣伝』という感じも少なく、ユーザーにとっても様々な商品を知ることが出来、有益な記事・好印象を与えられるでしょう。

動線がない

動線がない

オウンドメディアの記事をSNSで拡散するのは、オウンドメディアの拡大にとって欠かせない施策ですが、せっかく呼び込んだユーザーが、その記事だけを読んで離脱してしまっては勿体無いですよね。

新しいユーザーを100人呼びこむよりも、既に興味を持ってくれている100人のユーザーが関連している記事をもう1ページ読んでくれる方が、SNS拡散の手間やコストを掛けずにオウンドメディアを拡大させられます。

 

1ページだけで簡潔させずに他のページを読ませるにはどうするか。

対策は下記のようなものが考えられます。

 

・関連記事へのリンクを設置

 

簡単に今すぐ出来る対策が、関連記事へのリンクを記事内に設置することです。

この記事でも、活用されている手法ですが、あまり1つの記事に内容を詰め込んでしまうと、長すぎて返ってまとまらない記事になってしまいますよね。

なので、

 

「より狭く詳しい記事」を書いたら、「他にもこの分野でこんな記事が役立ちます」と。

「『~~な7つ方法』など情報量の多い記事」をかいたら「詳しく知りたい方はこちらを参考にどうぞ」と。

 

ユーザーにとっては、検索して対策を探す手間が省けて親切なメディアに感じるでしょうし、メディア側にとっては、PV数が増えてプラスに働きます。

 

 

・まとめ記事作成

 

上記のように、記事の中に関連記事へのリンクを付けるのも有効な手段ですが、ある程度、同じテーマの関連記事が集まったら、それらをまとめて「○○に関するお役立ちリンク集」のような形でまとめ記事を作ってみましょう。

情報量も多くなりますし、『知りたい情報+α(関連情報)』をユーザーに提供することが出来、有益な記事になります。

 

 

もちろん、新規ユーザーの獲得も非常に重要なので、

・シェアボタン(Twitter・Facebook・はてブ等)の設置

も忘れずに。

 

そしてボタンを設置するだけでなく、

 

『この記事が少しでもお役に立ちましたら、Twitter、Facebook、はてブにてシェアして頂けると励みになります。』

 

と、記事の最後に上記のような一言を添えて、ユーザーにシェアボタンがあることを認知してもらいましょう。

まとめ

いかがでしたでしょうか。

オウンドメディアを立ち上げると、つい「どのくらい反響が増えるのか」「どのくらい売上が伸びるのか」ということばかり気にしてしまいがち。

しかし、オウンドメディアは、リスティングのようにニーズに直接的に訴え短期的に売上をあげる為のツールではありません。

『ブランディング』として活用し、ファンを獲得して長期的な売上をあげる為のツールであることを忘れないでください。

 

上記の特徴5つを反面教師に、根気強くオウンドメディアを育て上げましょう。

 

      
Posted by:かおさん
   


   
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