オウンドメディア

2015.12.24

オウンドメディアのゴールとは?

オウンドメディアのゴールとは?

情報を発信し続けることはオウンドメディアの運営にとって必要なことです。

しかし、情報発信自体はオウンドメディアのゴールではないはずです。

もちろん各運営者の考え方によって求める成果は異なりますが、

目的なくオウンドメディアを運営していては意味がありません。

今回は代表的な3つの事例を紹介します。

①ロイヤリティの向上

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「ロイヤリティ」とは、一般的には【信頼感】や【親近感】といった意図で使用される言葉です。
各オウンドメディアの訪問者に価値を感じてもらえる情報を発信することにより、リピーターが次第に増えていきます。ブックマークやお気に入り登録、RSSの登録もその1つです。
オウンドメディアのファンになってもらい、安定的に訪問してもらえる読者が一人でも多く増えることで、運営側が発信する情報は世の中に浸透しやすくなります。読者との信頼関係を積み上げ、ロイヤリティが高まれば高まるほど、SNSなどで情報拡散の協力もしてくれるようになります。

②連絡先の取得

読者を見込み客に変えるという考え方もあります。オウンドメディアが発信する情報に価値を感じてもらえれば、情報に対する感謝だけでなくマネタイズに繋がることもありえます。

 

オウンドメディアに訪問してくれている読者=リピーターとの関係性をさらに強化する方法として、メールマガジンを発行して読者のメールアドレスを登録してもらうという施策があります。

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読者の連絡先を取得することで、より親密なコミュニケーションを図ることが可能になります。インターネット上では公開しづらい情報でもメールマガジンなどのスタイルであれば、より深い情報を届けることができるのです。
各オウンドメディアと読者の親密度が高くなればなるほど信頼感が増し、運営側の提供する商品やサービスを受けれてくれる可能性も高まります。

 

ただし、メールマガジンの場合、直接読者のメールボックスに届くので、あまり大量に送信してしまうと逆に配信解除されてしまう可能性も高いので要注意です。読者が求めている頻度を検証しながら、貴重な情報を発信していくことで効果を拡大させることができます。

③運営者(会社)のブランド強化による2次効果

◯営業ツールになる
情報を発信して世の中に存在を示し、会社の知名度を向上させることで、様々な2次的な効果が発生します。その中でも代表的な点が「仕事の依頼が舞い込む」といったことです。
一般的に仕事を受注するためには営業活動が必要になります。

しかし有益な情報提供を意識しながらオウンドメディアを運営していると、その情報に助けてもらった読者が「この人(会社)にお願いすれば、現状よりも良い物を作ってくれるかもしれない」「この信頼のできるサイトに情報を掲載したい」という期待をもって連絡してくれるようになります。

お客の方から仕事をお願いしてくれるようになれば、営業活動にありがちなコンペも回避できます。価格競争に巻き込まれることも防ぐことができるでしょう。

 

 

◯人材が集まる

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仕事の受注だけでなく、人材採用にもメリットが生まれます。
やはり採用活動は知名度が高い企業の方が有利になります。

もちろん独自性や技術力、ビジョン、社内の雰囲気なども大切ですが、そのあたりのポイントを求職者が意識し始めるのは会社の情報が目に留まってからです。最初はどうしても知っている企業から応募していくものです。新卒採用であればなおさらでしょう。

それが積極的に情報発信していくことで、企業としてのブランドが構築されて「あの会社で働きたい」という応募者を生むことができるようになります。もちろん1~2人といった話かもしれませんが、人材採用費用もばかにならない中、1人でもオウンドメディアを運営していたことで雇用が生まれるとしたら価値があると思いませんか?

先ほどの営業活動と同様に、人から「選ばれる」会社になれるのです。これがオウンドメディア運営の1つの妙味でもあります。

 

まとめ

オウンドメディアを上手く活用することで、運営側のメッセージを数多くの人に届けることができるようになります。また、売上の向上が見込める可能性も秘めています。書き手と読み手の関係性を強めることによって、様々な可能性を生み出すのがオウンドメディアの妙味です。

 

しかし、関係性を強化するには時間がかかります。成果を急ぎすぎず価値のある情報を継続して発信していくことが成功の鍵となります。そのためにもオウンドメディアの運営目的を定期的に振り返りながら、根気よく運営していただければと思います。

 

 

      
Posted by:ねこさん
   


   
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