オウンドメディア
2016.2.12
コンテンツマーケティングやオウンドメディアの記事を作成する際、内容やタイトルと共に重要な役割を持つ「写真」。
コンテンツの拡散手法として、TwitterやFacebookで記事を拡散することは基本ともいえますが、その量は年々増えており、
まずはSNS上で、心を掴まなければ「読み始める」ことすらされないまま流れていってしまいます。
多くの人が興味を持ち、記事を読んでくれるような、写真選びのコツとはどんなものでしょうか?
基本中の基本なので、
「え、そんなの当たり前じゃーん!」と思う方もいるかもしれませんが、意外とミスマッチな写真が使われていることがあります。
例えば、子育てに関する記事があったとします。
上記の画像なら写真だけでも
「あ、子育て?教育?絵本?」となんとなく伝わりますよね。
ところが下記の写真だとどうでしょう。
「ん?確かに親子で仲良さそうに写っているけれど…」
とアピールしたい親子の様子は小さく、何の記事なのかイマイチ伝わりません。
それどころかリビングの全体が写っている為、
「住宅や家具についての記事かな?」と誤って伝わってしまい、「いざ読んでみたら読みたいものと違った」と不満や離脱に繋がる可能性があります。
ミスマッチを起こさない写真の選び方は、
記事を書いた立場としては、記事を書いてから写真を選ぶのが大半だと思いますので、内容もわかっており、どういった関連なのかもすぐ分かりますが、読み手のユーザーは始めてその写真とタイトルを目にします。
ユーザーの立場に立ち、写真から記事の内容が連想されるかを考えながら写真を選びましょう。
記事の内容に合うといっても、
「ビジネスに関する記事だからサラリーマン」
「インターネットに関する記事だからパソコン」
など、そのままだと一辺倒で意外性もなく、
「どんな内容かな?」「面白そう!」と興味をそそられ、「読みたい!」とは、中々ならなそうですよね。
例えば「びっくり仰天!○○特集!」という記事の場合、驚いている人の写真が合いそうですよね。
まずはこれ。確かに驚いているのが伝わりますね。
「でも何となくインパクトが弱い…。物足りない…。」
では、こちらでどうでしょうか?
1つ目の写真よりインパクトが強くなった感じがしますよね。
「もうちょっとインパクトが欲しい…!」という欲張りな貴方。
そんな時は、思い切ってこちらはいかがでしょうか。
今にも「なんじゃこりゃあああああ!」と、某映画の名言を言いそうなくらい驚いている写真です。
「そんなに驚くって何が書いてあるの?」と思わず興味をそそられますよね。
しかし、あまりやり過ぎてしまうと、
「すごく期待して見たけど、内容は普通だったな…」という不満に繋がってしまう等、マイナスにも働きますので、インパクトを狙った写真選びはやり過ぎないように注意してください。
皆さん、3Bとは何かご存じですか?
やや濃い目の鉛筆のことではありませんよ(笑)
3Bとは
のことを指します。
これらは、無条件に人の目を惹くものとされ、テレビやCMなど広告宣伝全般で応用されています。
もちろん、赤ちゃんや動物に関する記事でなくても構いません。
記事のテーマに合わせてこの3Bの手法を用いた写真選びをしてみましょう!
例えば、「お風呂」に関する記事の場合。
赤ちゃんなら、こんな写真。
動物なら、こんな写真はどうでしょうか。
「お風呂」というテーマにもマッチさせつつ、
「あ、可愛い~」と思わずクリックしたくなるような写真を選びましょう。
ここまで、記事との関連性を持たせた上での写真選びのコツを紹介してきました。
記事と写真の関連性はもちろん重要ですが、コンテンツや記事はあくまでサイトやオウンドメディアの一部。
サイト内で設置されていて違和感はないか?
一度立ち返って、サイトやオウンドメディア全体を見回してみましょう。
よく見かけるのは、
写真を使用している記事があったり、イラストを使用している記事があったり…。
サイトのデザインがパステルカラーなのに対し使用している写真が原色を用いたビビッドカラーだったり…。
同じような写真ばかりではつまらないですが、一貫性のない写真選びは返ってサイト全体の景観を崩すことになり、ユーザーへの印象を下げてしまう可能性があります。
コンテンツを書き始める前や、オウンドメディアを立ち上げる前に、サイトの色味やデザイン、ユーザー与えたい印象を洗い出しておくと、記事を作成する際も写真選びのミスマッチが少なくて済みそうですね。
いかがでしたでしょうか。
写真選びを一つとっても、アイディアや工夫次第で、記事やメディア全体の印象を大きく変えることが出来ます。
沢山の人に読んで頂けるよう、写真選びを一工夫してみましょう!
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