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2016.6.16
AdWordsでも使っている人が多いであろう、リマーケティング機能。
リマーケティング機能を利用すると、広告主のウェブサイトやモバイルアプリを利用したことがあるユーザーや、メールアドレスを入力したことがあるユーザーに広告を表示することができます。
一度興味を持ってサイトに訪れた人に再度アプローチができるため、比較的コンバージョン率が高く、リスティング広告と組み合わせて使っている人が多いのではないでしょうか。
その際にサイトに埋め込むのリマケタグ。
タグを埋め込むのってなんだかんだ面倒ですよね。
実は、AdWordsとGoogleAnalyticsとを連携させることで、リマケタグを設置しなくてもリマーケティング機能を使うことができるのです!
GoogleAnalyticsと連携をすると、「過去訪問数」「滞在時間」「閲覧ページ数」「過去購入金額」「地域」などの情報と組み合わせてリマーケティングのユーザーリストを集めることができるようになります。
AdWordsのみで行うリマーケティングよりも詳細にターゲットを絞ることができるようになるのです。
例えば、「商品説明ページを閲覧したもののカートに商品を追加しなかったユーザー」などとターゲットを絞って広告を出稿することが可能です。
他にも「ブランドネームでサイトに訪れたもののコンバージョンに至らなかったユーザー」に絞ることも可能です。
より詳しくターゲット層を指定することができるようになるので、狙いたいターゲット層に最適な広告で直接アプローチすることができるようになります。
GoogleAnalyticsのリマーケティングを利用するには、GoogleAnalyticsとAdWordsのアカウントリンクを行っておく必要があります。
アカウントのリンクが完了したら、次の手順でリマーケティングリストの設定画面を表示させます。
これにて設定画面の表示が完了です。ここからは成果を出すために設定をしていきましょう。
1.「商品説明ページを閲覧したもののカートに商品を追加しなかったユーザー」
商品説明ページを閲覧したにも関わらずカートに商品を追加しなかったユーザーの中には、商品自体に興味はあったものの、何らかの理由で「今はいいや」と考え、その時は買わなかったユーザーがいます。「今度また来て買おう」と考え離脱し、結局そのまま買わず終い…というユーザーも多いことでしょう。
このようなユーザーに再訪を促しすリマーケティングは非常に効果が高そうです。
GoogleAnalyticsを活用したリマーケティングでは「サイト内の特定のページを訪問したユーザー」を選択しリマーケティングリストを集めることができるため、上記のようなセグメントが可能です。
2.「ブランドネームでサイトに訪れたもののコンバージョンに至らなかったユーザー」
会社名や商品名、自社ブランドの名前などの指名キーワードは、リスティング広告においても比較的コンバージョン率を高く獲得することが出来ます。
なぜなら、そのユーザーは会社や商品、ブランドのことを既に知っている人だから。
したがって、指名キーワードで検索し、サイトに訪れたもののコンバージョンをしなかったユーザーに再度アタックすることは、効果が高いことが見込まれます。
GoogleAnalyticsを活用したリマーケティングでは「セグメントを使用して独自のリマーケティング タイプを作成する」ことができるため、独自のブランドネームを選択しリマーケティングリストを集めることができます。
他にも、
「参照元の中でコンバージョン数が多い参照元から訪れたユーザー」
「コンバージョンをしたユーザーの平均滞在時間よりも長く滞在していたユーザー」
など、GoogleAnalyticsの指標を組み合わせることで、より効果的なリマーケティングリストを収集することが可能になります。
GoogleAnalyticsのリマーケティングを利用することで、貴社のコンバージョンユーザーに共通する指標でリマーケティングリストを作成したり、よりコンバージョンを見込むことのできるユーザーのリストを収集したりすることが可能です。リマーケティングリストの幅が広がるだけではなく、質も同時に高めることが可能ですし、リマケタグの設置の必要もないので、ぜひうまく活用して、適切なマーケティングをしていきたいですね。
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