リスティング
2016.12.13
こんにちは!リスティング広告運用マンのこぶらです。
みなさん「アカウントの健全性」という言葉を聞いたことはありますでしょうか?
恐らく現時点(2016年12月中旬)では聞いたことの無い方のほうが多いのではないかと思います。
このプロダクトは正式には「検索ネットワーク向けアカウント健全性スコアの改善」という名称で、最近になって一部のGoogleアドワーズアカウントでベータ版として利用可能になっています。
そのため、まだ知らない方がいらっしゃるのは当然です。
そこで今回はそんなGoogleアドワーズの「アカウント健全性スコア」について、プロダクトの機能と活用方法についてご紹介します!
まずアカウント健全性スコアとは、Googleアドワーズの検索ネットワークキャンペーンの設定が適切に行われているかどうかの指標になります。
ここでいう「適切な」状態とは、どのアカウントでも設定しておいた方が広告主の成果に繋がるプロダクトが、漏れなく設定されている状態のことを指します。
具体的には「コールアウト表示オプションが設定されているか」であったり、「予算によるインプレッション損失が出ていないか」であったりと、全17項目でアカウントが評価されます。
すなわち、「絶対やった方がいいことをやっているのか」という単純な指標です。
これを見ることで、リスティング運用担当者が丁寧に運用をしているのかどうかをチェックすることが出来ます。
リスティング広告代理店のマネージャーや、広告主にとっては便利な指標になりそうです。
アカウント健全性スコアは、Googleアドワーズ管理画面の「最適化」タブから確認することが出来ます。
現時点では全てのアカウントに実装されている訳ではないので、アカウントによってはまだ見ることが出来ないかもしれません。
実際の画面はコチラのようになっています。
繰り返しになりますが、これらの改善箇所は全て「やった方がよいもの」なので、80%でも90%でもなく100%にするという意識付けをチーム、会社で行っていくのが重要です。
アカウント健全性スコアの優れた点は、各アカウントの設定をいちいちチェックしなくても、設定がきちんとされているかどうかを定量的に把握出来る点と、スコアの悪いアカウントに関して、具体的にどこをどう修正すればスコアが上がるかを明示してくれる点です。
そのため、運用担当者のレイヤーでは、自身のリスティング広告運用に関する知識や経験の量によらず、最低限やらなければならない、やっておいた方がよい設定を漏れなく行うことが出来ます。
また、マネージャーのレイヤーでは、いままで資格の有無や運用歴といった部分でしか定量的に測れなかったリスティング運用担当者の評価を、実際のアカウント設定のレベルに基づいて行えるようになったり、自社のリスティング広告運用サービスの品質を保つための品質チェックを短時間で行えるようになったりするでしょう。
いかがだったでしょうか。
今回Googleアドワーズに新しくベータ版として実装された「検索ネットワーク向けアカウント健全性スコアの改善」は運用の工数を削減する手助けとなるプロダクトです。
是非この機会に活用方法を理解して、すぐにでも実際のリスティング広告運用の現場で役立ててみてください!
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