リスティング
2016.12.24
こんにちは!リスティング広告運用マンのこぶらです。
変化が激しいネット広告の業界では、Googleアドワーズが提供する「検索広告向けリマーケティング リスト(RLSA)」や、アドテクノロジー系の企業が開発する「DSP」や「SSP」といった広告配信ツールなど、新しいプロダクトが次々と生み出されています。
直近でもGoogleアドワーズで「拡張テキスト広告(ETA)」や「検索広告向けデモグラフィックターゲティング(DFSA)」などの新しいプロダクトが公開されています。
そんな変化が激しい状況の中で、新しく生み出されてくるプロダクトを導入するべきなのか、毎回判断に悩む方も多いかと思います。
新しいプロダクトのメリットを正しく理解出来ていないがために、「本当にこれでネット広告の費用対効果が上がるのだろうか」と悩まれるケースが多いのではないでしょうか。
「どこかで成功事例が出てから導入すれば良いか」と考えている方も少なくないでしょうが、それだと導入が常に後手後手となって、先行者利益を得ることはできません。
あなたが代理店の運用担当者であれば、そんな周囲の状況を差し置いて、新しいプロダクトの導入判断をスピーディーに行うだけでも、クライアントや上司からの信頼感がぐっと上がること間違いなしです!
そこで今回は劇的に変化するネット広告の業界で、新しいプロダクトのメリットが何なのかを正しく理解するために必要な情報、すなわちネット広告の予備知識をまとめてご説明します!
ネット広告の新しいプロダクトのメリットが何なのか理解するためには、まずネット広告運用のゴールを理解しておく必要があります。
ずばり、ネット広告運用のゴールは「広告の費用対効果の最大化」です。
ネット広告の費用対効果を考える上で重要になる指標はクライアントによってさまざまですが、パフォーマンス重視の広告主であれば、「CPA:獲得単価/コンバージョン単価」が重視されることがほとんどでしょう。
プロモーションする商品やサービスの売上単価およびその利益率から目標CPAを定めて、それを超えないように運用するというのがネット広告運用者に最低限求められることです。
しかし、そこがネット広告運用のゴールではありません。
目標CPAを達成したからといって、月間のコンバージョン数が1,2件では広告主のビジネスに大した利益をもたらすことは出来ません。
「CPAの水準を維持しつつ、コンバージョン数を最大化させることで、広告主の利益を最大化すること」こそがネット広告運用のゴールになります。
「CPAの水準を維持しつつ、コンバージョン数を最大化させる」と言うのは簡単なことですが、実際に行うのは簡単ではありません。
実際の広告運用の現場ではCPAが高騰してしまったり、コンバージョン数を伸ばせなかったりという課題が常に存在します。
ネット広告の新しいプロダクトを導入する意義というのは、そのプロダクトによってこういった運用課題を解決することです。
そのため、現状の運用課題と新しいプロダクトで解決出来る課題が一致しているかどうかというのが、導入すべきかどうかの判断基準になってきます。
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