ランディングページ
2016.10.6
こんにちは!
ランディングページの研究に日々勤しんでいる泣き虫です。
さて、今日はお客さまによく言われる、
「ランディングページを自然検索で上位表示させたい」
というご要望に対して考察をしてみたいと思います。
ウェブサイトを自然検索で上位表示させるにはSEO対策をする事が効果的です。
SEO対策とは、「Search Engine Optimization」の略で検索エンジン最適化のことですね。
SEO対策には内部対策や外部対策といった様々な種類があります。
では、どのようなページでもSEO対策をすることで、自然検索で上位表示させることは可能なのでしょうか?
答えは、もちろん可能です。最適なSEO対策をし続けていれば、いずれは可能でしょう。
しかし、SEO対策のしやすさ、すなわち上位表示の難易度があります。
ランディングページは、一般的にはSEO対策の難易度が高い、つまり上位表示させにくいと言われています。
では、なぜランディングページのSEO対策は難しいのでしょうか。
それにはランディングページの特性が絡んできます。
ランディングページとはサービスのアピールに特化した1枚の縦に長いページです。
サービスをより魅力的にアピールするために、目立つデザインや写真を多用した構成となっています。
これにより、SEO対策で重要な下記の3つの点を対策することが難しいです。
○テキスト量の確保
ランディングページでは、サービスのメリットを効果的に訴求するために画像でデザイン性の高い文字を掲載したり、写真を大々的に掲げたりすることが多いです。したがって、テキストの記述量が必然的に少なくなり、SEO対策で重要なテキスト量を確保できるだけの文章量を記述することが難しいです。
○インデックス数の不足
ランディングページは1ページで完了させることが多いです。したがってインデックス数が少なくなることは当然です。逆にページ数を多くし、インデックス数を多くしてしまうと離脱率が高まってしまうので、ランディングページでは逆効果です。
○内部リンクの不足
インデックス数が不足しているために、ランディングページでは内部リンクを作成することは難しいです。ページ内でスクロールするようなリンクを作成することもできますが、これは内部リンクとしてのSEO効果はあまり見込めなさそうです。
以上の理由から、ランディングページにSEO対策を行い、上位表示をさせ、自然検索からの成果を見込むよりもリスティング広告の最終リンク先URLとして使用するほうが、効果が見込めるでしょう。
とはいえ、SEO対策を何もしなくていいということではありません。
例えば、h1タグ、タイトルタグ、メタディスクリプション、キーワードの記述は対策しておくべきです。
これらはSEO対策のうちの内部対策の一環ではありますが、リスティング広告で成果を出す際に重要なポイントである「広告の関連性」に影響があると言われています。
最低限のSEO対策はおこないつつ、上位表示は割り切って広告の運用に精を出す方が賢明な判断と言えるでしょう。
いかがでしたでしょうか。
ウェブサイトにはそれぞれ役割があります。
ランディングページは上位表示させるためのページではないので、それぞれの役割をしっかりと理解し、効果的な運用を心がけていきましょう。ページ運用の仕方でわからないことがあったら、1度プロに相談をしてみると良いかもしれませんね。
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