2016.11.28

Googleアナリティクス試験(GAIQ)でもお馴染みのマルチチャネルについて

Googleアナリティクスを扱うならとっておきたい資格のひとつが「GAIQ」

そのなかでよく目にする用語「マルチチャネル」

毎回、必ずといっていいほどでてくるこのワードについて、おさらいしておきましょう。

マルチチャネルって?

マルチチャネルって?

通常、コンバージョンに至ったチャネルとして記録されるのはラストクリックです。

しかし他のチャネルから以前に訪問があって、それがコンバージョンに影響を与えていた可能性も0ではないはず。

そんなときに役立つのがこの「マルチチャネル」なわけです。

 

ユーザーが商品を知ってから、購入に至るまでのプロセスを「カスタマージャーニー」と呼びますが、解析をする上で特に大事なのは下記2点です。

 

①ユーザーがどのチャネルをどの段階で利用したか

→例えば、コンバージョン数だけをみて「リスティング広告だしてるけど効果あるのかな」と思ってしまう広告主も多いですが、たとえラストクリックに関与していなくてもコンバージョン経路に関与しているか、しているならばどの段階で関与しているかをしることで広告を正しく評価することが可能です。

 

②何回のセッションを経てからコンバージョンが発生したか

→書籍やCDといった安価かつ比較検討の必要性が低いものと、高額かつ機能差異が大きく比較検討が必要な場合とでは解析をするうえでの判断も変わってきますが、こちらも見逃せないポイントではあります。

どんなレポートがみれるの?

どんなレポートがみれるの?

Googleアナリティクス上での具体的な確認の仕方は下記になります。

 

「レポート→コンバージョン→マルチチャネル→アシストコンバージョン」と見ていくと、コンバージョンまでに経由したラストクリック以外のチャネルの貢献度が確認できます。

たとえば

オーガニック検索のアシストコンバージョン比率が高い場合は、ラストクリックでのコンバージョン率が低くても、SEO施策が一定の効果をあげているというようなことが読み取れます。

 

また、同じ画面で「起点の分析」指標グループに切り替えますと、起点となったチャネルごとの指標が表示されます。こうすることでファーストクリックとして利用されやすい特定のチャネルがあるかも確認しておきましょう。

カスタマージャーニーの出発点には、相応の重要度を割くべきでしょう。

 

 

 

 

 

 

まとめ

まとめ

オリジナルなチャネルの定義も可能ですので、コンバージョンに至った経路について全体像を把握するという意識で解析してみると、より精度の高いマーケティングにつながるでしょう。

ぜひ試してみてはいかがでしょうか!

      
Posted by:MVP
   


   
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