アクセス解析
2017.9.3
「ユーザー層を増やしたい」、「ブランディングに力を入れたい」、「訪問したユーザーに再アクセスしたい」などの目的で、ディスプレイネットワークに広告を出します。
もちろんAdWordsの管理画面で、ディスプレイ広告の効果などを分析することができます。
また、アナリティクスにおいてもディスプレイ広告のパフォーマンスなどを確認できます。
まずはディスプレイネットワークのパフォーマンスを確認します。
次の手順で効果測定できるレポートにたどり着けます。
レポート>集客>AdWords>ディスプレイターゲット
「プレースメント」を選ぶと、広告の掲載枠ごとの指標を確認できます。
そして、自動プレースメントからドリルダウンすると、広告枠が表示されます。
このレポートでは、直帰率、ページ/セッション、平均セッション時間などの指標が提示され、AdWordsで提供されていないデータを確認できます。
さらに、AdWordsに登録していない目標の状況も確認できます。
「ディスプレイターゲット」に「ディスプレイネットワークのキーワード」を選択すると、キーワード、キャンペーン、広告グループごとの指標を確認することもできます。
広告文が異なれば、パフォーマンスが同じということはありえません。
キャンペーンや、プレースメントごとに広告文の効果を調べましょう。
そして、パフォーマンスの高い広告文のクリック単価を上げたほうがいいでしょう。
2012年から、アナリティクスにおいてもリマーケティングを実施するようになりました。
この機能の設定は次のように、アナリティクス設定>プロパティ>プロパティ設定で可能です。
機能をオンにすると、全てのページにおけるトラフィックのデータ収集に適用されます。
トラッキングコードは修正しなくても大丈夫です。
他方、サイトの一部でのみリマーケティング機能を有効にしたい場合、プロパティ設定はオフのままで、該当ページのトラッキングコードを変更しましょう。
因みに、アナリティクスで作成したリマーケティングのユーザーリストはAdWordsでのみ利用可能です。
以上のAdWordsの分析や、関連機能はAdWordsアカウントとリンクするのが前提です。
ディスプレイネットワークの効果を正確に測るために、AdWordsだけではなく、アナリティクスも利用しましょう。
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