リスティング
2016.9.25
こんにちは!リスティング運用マンのこぶらです。
皆さん、リスティング広告を運用していく中で、もちろんリターゲティング広告は利用されているかと思います。
一般的に成果(コンバージョン)につながりやすいとされているリターゲティング広告ですが、ときどき成果が悪くなってしまうことがあります。
そんなときにパニックにならないように、今回はリターゲティング広告の成果が悪いときに確認すべきポイントをご紹介します!
まず、リターゲティング広告などのディスプレイ広告の価値はクリックスルーコンバージョンのみでは正しく測ることが出来ません。
広告を見て、クリックはせずにコンバージョンに至るケースがあるためです。
そのような寄与を測定する指標が「ビュースルーコンバージョン」です。
特にリターゲティング広告の運用では、ビュースルーコンバージョンの数がクリックスルーコンバージョンの10倍ほどになることも多々あるため、この指標を踏まえずに広告を評価することはほとんど意味がありません。
ちなみにビュースルーコンバージョンはGoogle AdWordsでのみ計測がされており、Yahoo!プロモーション広告では計測されていない指標になります。
リターゲティング広告の出稿において、訪問から何日間ユーザーを追いかけるのか、すなわちユーザーリストの期間をいつにするのかは重要な問題です。
一般的には7日、14日、30日などといくつかの期間でリストを作成し、それぞれを広告グループに紐付けてテストを行います。
もちろんこの期間によってコンバージョン率が変わりますので、コンバージョン率の良い広告グループに予算を寄せないと費用対効果は悪化してしまいます。
そのため、もしリターゲティング広告の効果が悪くなってきたと感じたときには、良かったときと比較して予算配分や入札単価を調整してみてください。
ユーザーリストの期間と同様に重要になるのが、同一ユーザーに対して何回まで広告を表示させるか、ということです。
興味の無いユーザーに対して何十回も広告を表示させても、費用対効果は悪くなるばかりです。
また何度も広告を表示させてもコンバージョンしないユーザーは、当然ながらその後コンバージョンする確率も低いです。
そのため、ディスプレイ広告には同一ユーザーに何回まで広告を表示させるか決めることが出来る機能があります。
それが「フリークエンシーキャップ」です。例えば、フリークエンシーキャップを週5回と設定すれば、同一ユーザーに1週間の間に5回以上広告が表示されることはなくなります。
リターゲティング広告の成果が悪くなったなと思って、フリークエンシーを見てみると、良かったときと比べて2倍になってしまっていた、なんてこともありますので要注意です。
いかがだったでしょうか。
一般的に成果の出やすいリターゲティング広告ですが、押さえるべきポイントを押さえていないと費用対効果が悪くなってしまうこともありますので、油断せずに運用をしていきましょう!
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