2016.2.17

オウンドメディアの収益モデルとは~オウンドメディアって儲かるの?~

オウンドメディアの収益モデルとは~オウンドメディアって儲かるの?~

オウンドメディアが新しいマーケティング手法として注目され、取り組む企業が増えていますが、

 

「自社で始めてみたものの、コンテンツを作っていくことで収益が上がるイメージがない…」

という担当者の方も多いのではないでしょうか。

今回はオウンドメディアの収益モデルについてご紹介します。

 

オウンドメディアの収益モデルは大きく3パターン

オウンドメディアには下記の通り、大きく3つの収益モデルがあります。

 

・ファンを獲得し、自社の顧客になってもらう

・アドネットワークを導入する

・記事広告(ネイティブアド)の販売

 

まだピンと来ないかもしれませんが、1つ1つ見ていきましょう。

 

① ファンを獲得し、自社の顧客になってもらう

これがオウンドメディアの1番の目的ですよね。

 

面白い記事を書いて、ユーザーが増えても、自社製品・サービスと関連性がなければ、その後の購買に繋がりません。

自社の製品・サービスと上手く関連しているコンテンツを作成していきましょう。

 

しかし、1日2日や10記事20記事だけでは、

ファンが定着し、自社の製品やサービスを購入してくれるようにはなりません。

記事の面白さや、自社製品・サービスとユーザーとの親和性、コンテンツの量(定期的に追加し飽きさせない)など、ファンを獲得していくのには根気強く継続していくことが重要です。

 

ただ、いつ売上が立つか分からない状態で、コンテンツ作成・更新作業というオウンドメディア運営を続けるのは、中々心が折れそうになりますよね。

 

ということで、②では、今すぐ収益を上げる方法をご紹介します。

② アドネットワークを導入する

アドネットワークとは、

多くのブログやオウンドメディアなどの媒体の広告枠と、多くの広告主を繋ぐサービスのことを指します。

下記のように、サイトのサイドバーや記事の途中やサイトの下側に広告が掲載されているのを一度は見たことがあるのではないでしょうか。

 

iko-yo

 

 

広告主側は、様々な媒体から親和性の高い媒体を選択して配信することにより、効率良く顧客の獲得もしくは潜在層へのプロモーションが可能となり、媒体側は多様な広告主から親和性の高い広告を掲載することにより広告単価を上げることや、多種の広告を掲載することで効率良く収益を上げる事が可能になります。

 

こちらは、審査に通れば、タグを設置するだけで、誰でも(個人でも企業でも)広告枠を持ち、広告が表示されるごとに課金され広告収入が得られますので、まだPVが少ない段階からも収益を上げることが出来ます。

 

また、PV(広告のインプレッション数)に応じて、収益も増加しますので、成果が目に見え継続するモチベーションにも繋がりますね。

 

 

詳しい導入方法は下記を参照してください。

http://affiliate150.com/googleadsense-summary

また、アドネットワークにも色々と種類があるので下記を参考にしてください。

http://wanavi.net/adnetwork-list

 

③ 記事広告(ネイティブアド)の販売

こちらは、PV数の少ない駆け出しのオウンドメディアでは、少々ハードルが高いかもしれませんが、

ある程度、特定の分野でのメディアとして確立出来、PVも安定してきたら、

関連している商品やサービスの記事広告(ネイティブアド)を販売することで収益を上げることが出来ます。

 

こちらの「就活ノート」という就職活動オウンドメディアでは、このようなセミナー集客の記事広告を実施しています。

 

syukatunoto

 

ユーザーとしては、このオウンドメディアは「就職活動に詳しい専門家的な存在」なので、このオウンドメディアが紹介しているセミナーは、広告主が直接的に出稿する広告より信頼性があります。また、メディアでの紹介という外見なので、広告・宣伝のような押し売り感が少なく、自然と受け入れられやすい傾向にあります。

 

このように就活メディアなら就活セミナーを実施する企業や学生をターゲットとした商品(リクルートスーツやリクルート鞄など)を販売する企業などが、広告主となります。

 

記事広告の場合、掲載期間やPV数保証などで掲載料が決定しますが、

広告主側も、自社のターゲットとする層に対して上記のように自然な(好意的な)アプローチが出来る為、自社のオウンドメディアのペルソナと関連性の高いペルソナを持つ商品やサービスを扱う企業への記事広告の提案は十分に収益が見込めます。

 

電話や、HPの問い合わせフォームから「記事広告を掲載しませんか?」と営業をかける方法や、そこまで人員が割けないという場合は、オウンドメディア内に「掲載を希望する方へ」のようなページを設けるなどして、記事広告を掲載してくれる方へアプローチしましょう。

まとめ

いかがでしたでしょうか。

「オウンドメディアはブランディング」と言われているように、中々収益化するのに、時間やコストがかかりますが、

 

アドネットワークを導入しておいたり、関連企業へ記事広告を提案したりして、

自社ブランディング以外の面でも収益化を目指していきましょう。

      
Posted by:なやさん
   


   
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