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2017.3.21

Googleアナリティクスのレポートの見方

上位ではないキーワードで自然検索からの訪問がある場合

上位ではないキーワードで自然検索からの訪問がある場合

訪問数が多いキーワードを検索してみたら、特に上位表示されていなかったということがあります。なぜ訪問数が多いのかについては大きく以下の2点が考えられます。

①リスティング広告にカスタムキャンペーンを付与していないから。

リスティング広告のキーワードが「オーガニック検索ワード」レポートに混在してしまっている可能性があります。Google Adwordsの自動タグ機能をオンにし、リスティング広告にカスタムキャンペーンのパラメータを付与することで正しく計測されるようにしましょう。

②以前、上位に表示されていたことがあるから。

上位表示されていた時期にサイトを訪問したユーザーが、ブックマークなどのダイレクトトラフィックで訪問している可能性があります。その点を考慮して仮説をたてるようにしましょう。

 

リスティング広告のクリック数と訪問数が違う場合

リスティング広告のクリック数と訪問数が違う場合

クリック数と訪問数は関連していますが、別の指標です。

違いがある具体的なケースを見てみましょう。

 

・同じ広告が複数回クリックされた。

この場合、訪問数は何度クリックされても1カウントされますので確認しましょう。

 

・リンク先のURLのページにトラッキングコードが挿入されていない。

クリック数は1ですが、訪問数は0とカウントされますのでおさえておきましょう。

 

・リンク先URLのページにリダイレクトが設定されている。

クリック数は1ですが、リスティング広告からの訪問数は0となります。ただしノーリファラーからの訪問数が1とカウントされる場合があります。参照元の情報がとれない場合もありますので注意しましょう。

 

・不正クリックによって減算された

リスティング広告のサービス側で不正なクリックとみなされた場合、その分がクリック数から減算されます。しかしGoogleアナリティクスの方では減算されませんので確認しましょう。

 

以上のような違いはあることを踏まえた上で、より精度の高いウェブマーケティングを目指しましょう。

      
Posted by:MVP
   


   
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