2016.10.31

アクセス解析における最低限の仮想ページビュー知識

世の中はハロウィン気分で賑わっておりますね。

「どんな仮装にしようかな。」なんて悩んだ方も多いのではないでしょうか。

 

さて、今日は「仮装」ではなく「仮想(ページ)」について、最低限の知識をシェアします。

仮想ページって?

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そもそも仮想ページとは何でしょう。

これは、「架空のページビューを発生させて計測するトラッキング方法」です。よくお問合せページとコンタクトページとサンクスページが同一URLになっていることがあります。Googleアナリティクスでは通常、、アドレスバーに表示したURL情報を取得する仕組みなので、このようなケースでは、内容が異なるページに移動していても、同じURLを複数回見たことになってしまいます。しかし、計測をする側の視点からは、できれば内容に応じて別のページとして認識してほしいはず!

これらを分けて測定することができるのが、仮想ページをつくる意義です。

あとは、PDFの資料ダウンロードなどトラッキングコードを入れられないときに使用されることが多いです。ただ、この手法を使うと、通常のページビュー数などに上乗せになってしまいますので。ページビュー数にカウントしたくない場合は、「イベントトラッキング」という手法を利用し、イベントとして計測しましょう。

 

 

Googleタグマネージャーで仮想ページビュー設定と注意点

Googleタグマネージャーで仮想ページビュー設定と注意点

GTM(グーグルタグマネージャー)を使えば設定は容易になります。(ちなみにタグマネで管理すると色々便利ですので、もしそうでない場合は、変更することをオススメします。)

①Googleアナリティクスタグにページビューのタグを追加します。

②トリガーは、リンククリックで作成し、全てのページもしくは特定ページで有効化されるようにし、配信するタイミングをクリックされたURLで検知すればOKです。

また、変数でクリックされたURLを取得し、それを仮想ページビューのタグで利用すれば、汎用的に計測できるようになり便利です。

 

注意点としては、通常のGoogleアナリティクスタグを動かないようにすることです。同一URL時の計測では、通常のGoogleアナリティクスタグのトリガーに例外設定をしてそのURLでは発火させないようにする必要があります。そうしないと、通常のGoogleアナリティクスタグと仮想ページビュー用のタグの2つが発火して計測されてしまうことになりますので注意しましょう。

まとめ

同じURLだとしても、解析では架空のページビューまで計測できますので、ぜひお試しください。

 

      
Posted by:MVP
   


   
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