ツール
2016.2.9
こんにちは!
オウンドメディアを運営していくにあたって、ページビュー(PV)やセッション数といった、アクセスに関わるKPIは非常に気になるものかと思います。
それらのKPIを見る際に使うツールといえば、Google Analyticsですが、
皆さんはこの便利ツールGoogle Analyticsの数ある機能を使いこなせていますでしょうか?
そこで、今回はそのGoogle Analyticsの数ある機能の中でも、「ベンチマーク機能」についてご紹介いたします。
GoogleAnalyticsのベンチマーク機能では、何が分かるのか。それはずばり、Googleアナリティクスを利用している同業サイトの平均値と比べ、セッション数や直帰率などを相対的に見ることができるのです。これはすごい!
① Google Analyticsにログイン
② アクティブユーザー数の見たいサイトを選択
③ [レポート] タブから[ユーザー] > [ベンチマーク] をクリック
まず、左上の「業種」から、比較するサイトの業種を選ぶことができます。「金融」「フード、ドリンク」など全26ジャンルから選べます。今回は、「インターネット、通信事業」ですね。さらに、右の「国/地域」から地域情報を絞ることもできます。例えば、地域密着型サービスを提供しているサイトでは、特定の県からのアクセスを指定することで競合サイトをよりはっきりと意識できます。「サイズ」は一日のセッション数を表しており、会社規模などでデータを分けたい場合に有効です。右上の日付を設定することで、計測期間も自由に変えられます。
いよいよ数値の書いてある表を紹介します。今回はチャネルを選んでいるので、流入経路ごとに同業サイトとの比較データが出ています。そして素晴らしいのが、同業サイトと比較をして上回っている部分が緑で、下回っている部分がピンクで表示されるところです。視覚的に分かりやすい!Googleは気が利いていますね。表左上部分のタブから色の有無は切り替えられます。
このGoogle Analyticsのベンチマークを使えば、同業サイトとの比較から自社サイトの特徴が明らかになります。自社は同業他社と比べソーシャルからの流入が多い、モバイルからの直帰率が高いという情報が、自社の強みや課題点を教えてくれます。さらに、ベンチマークのデータはサイト改善にも使えます。もしも同業かつ同規模のサイトの中で、ページセッション数が低ければ、自社のコンテンツは魅力的か、自社のトップページはユーザーを興味付けできているのかを見直すことができます。
いかがでしたでしょうか。
ベンチマーク機能があればこれまで漠然と打ち出してきた施策に、数値的な根拠を持たせることができますね。
是非この機能をオウンドメディア運営をする際に利用してみてください!
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