SEO
2015.10.30
前回は1日でも早くindexさせる方法をお伝えしました。
例えば、サーチコンソールのFetch as Googleでindexを申請したり、
meta情報をページ内の情報に合わせる形で修正したりなど。
今回はそもそも重複コンテンツが原因でindexされない場合を取り上げ、
そもそも重複コンテンツとは何で、
どのようにしたら解決できるかをお伝えしていきます。
読んで字の如くですが、
コンテンツ(WEBページの内容)が
重複(他の企業様が作成したWEBページと酷似)しているということです。
酷似していても上位表示されるのか、という疑問があるかと思います。
実は、つい3年半ほど前までは、
ページ内容を丸々パクッていたとしても上位表示されていたのです。
それ以前のGoogleのサイトの評価基準として、一言でいえば
「多くのサイトから被リンクをもらっているページは、
ユーザにとってきっと価値のあるページのはずだ」
という評価基準でサイトを評価していました。
よって、WEBサイトを上位表示をさせる方法として、
被リンクを購入して上位表示させる方法が流行っていました。
そのページがどういう内容で構成されているか、書かれているかよりも、
どれだけ多くのサイトからリンクを集めているかが
上位表示を成功させるための大きな要因だからです。
SEO業者はせっせと簡易的なテキストブログを作成し、
そのサイトからお客様サイトへリンクを貼ることで、
SEO料金として多額のお金をもらっていました。
事実そういった被リンクの手法を用いることで、
上位表示も成功していました。
結果として、ユーザが本当に知りたい内容や
充実したコンテンツページよりも、
多額のお金を払ったページが上位に表示される事態が長く続きました。
Googleは、「世界中の情報を整理し、世界中の人々が
アクセスできて使えるようにする」という使命を持っていたため、
ユーザが検索したワードで、関連するコンテンツを
整理して表示させる状態はその使命の半分は満たした形になります。
ただ、そこで終わりではなく、その次のフェーズとして、
「ユーザが本当に望む情報を整理して利用できる」ようにする
というミッションに取り掛かりました。
2012年4月、検索順位を上げることだけを目的として、
多量の被リンクが貼られているサイトの順位を下げた
Googleの実施をペンギンアップデートと呼びました。
その3ヶ月後、
ユーザーに魅力の低い、低品質なコンテンツを対象に、
それらのコンテンツを排除するための
アルゴリズム・アップデートが行われました。
それをパンダアップデートと呼びました。
これらの施策のおかげで、大幅な順位変動が行われ、
SEO市場は大きな混乱に見舞われました。
被リンク購入によるSEO対策の事実上の死刑宣告です。
このタイミングを境に、Googleの対応についていけない
多数のSEO業者も市場から姿を消しました。
上記のペンギンアップデートやパンダアップデートを
Googleが実施してから以降、
大量にページを作成し被リンクをつける手法は影を潜め、
代わりにコンテンツ・イズ・キングという言葉が流行り始めました。
コンテンツ・イズ・キングとは、
「インターネットの主役はコンテンツそのものである」
という基本的思想のことで、
ユーザにとって本質的に価値のあるコンテンツを作成しよう、
という内容のことです。
この基本思想は今に至るまで徹底され、
良質なコンテンツページが上位表示されるよう
Googleは何度もアップデートを繰り返しています。
では、良質なコンテンツとは何か。
ここについては弊社の最も得意とするところであり、
もしそういったコンテンツ作成に興味があるのであれば、
ぜひこちら<お問い合わせフォームへのリンク>まで
お気軽にご連絡下さい。
まずは良質なコンテンツを自分たちで作成してみたい、
という方には、社内でライティングする方法をお薦めします。
上述したように、重複コンテンツとは
コンテンツ(WEBページの内容)が
重複(他の企業様が作成したWEBページと酷似)しているということなので、
他社のページをマネしなければ基本的には重複になりません。
よって、どんな内容であれば自分たちの言葉で書いて、
それらのページをサイトに掲載していくことで、
コンテンツを重複することなくサイトを運営できます。
ただ、この方法を続けていくと分かるのですが、
意外とページが上位表示されずに混乱します。
なぜなのか?
それを知りたい方は弊社までお問い合わせいただきたいところですが(笑)、
次回の連載でそのポイントだけご説明します。
楽しみにお待ち下さい。
Deliways内検索Search
カテゴリーCategory