2017.5.19
Instagramには個人的に使うタイプのものとは違う、「ビジネスプロフィール」というものがあります。
ビジネスプロフィールは、企業のためのアカウトで、個人用だと、「プロフィールを編集」という項目しかないですが、ビジネスプロフィールは「プロフィール編集」と「連絡する」の2つの項目になります。
「連絡する」には、電話番号、メールアドレス、住所があり、どれか一つ以上に登録する必要があります。
これによりユーザーは企業のホーム画面から連絡を取ることができます。
個人アカウントでは、ユーザーが企業と連絡をとるためには、コメント欄しか利用できませんでした。
そのため、多くのコメントが集まると、メッセージがコメント欄に埋もれてしまいます。
このビジネスプロフィールの設定により、ユーザーとのやり取りをスムーズにすることができます。
また、ビジネスプロフィールの設定にはFacebookページの開設も必要になります。
Instagramの投稿は、このFacebookでのみシェアできます。
もちろん同時投稿もできます。
ここで注意したいのが、選択したFacebookでしかシェアできないということです。
また、ビジネスプロフィールにすると、アカウントは個人アカウントのように非公開にできません。
そして、投稿の運用効果がわかる「Instagramインサイト」と投稿を宣伝する「Instagram広告」も利用できるようになります。
ホーム画面を表示し、右上にある歯車を押してください。
そして「ビジネスプロフィールに切り替える」をタップします。
スライドで機能などの説明が表示されるので、「次へ」を押しましょう。
「Facebookにリンク」画面に現在持っているFacebookのアカウントが並びます。
その中から、同期するFacebookのアカウントを選択します。
「ビジネスプロフィールを設定」の画面で、連絡先を入力し、「完了」を押します。
これで、ビジネスプロフィールに切り替えることができます。
また、ビジネスプロフィールは個人アカウントにいつでも切り替えることができます。
ビジネスプロフィールにすると、Instagramインサイトというものもみえるようになります。
Instagramインサイトはフォロワーの行動が分析できます。
反応がよかった投稿や、フォロワーがオンラインしている時間帯などを確認することができます。
プロフィール画面の棒グラフのマークをタップすると表示されます。
このInstagramインサイトのトップページで確認できる項目は、「インプレッション数」「エンゲージメント」「リーチ」「時間帯」などです。
スワイプして確認することができます。
簡単に説明すると、
インプレッション数は、投稿がユーザーに表示された合計回数。
同じ人に2回見られた場合はインプレッション数2となります。
エンゲージメントは投稿へのいいねとコメントの数です。
時間帯は、ユーザーがInstagramに滞在していた時間です。
リーチは、投稿を閲覧したユニークユーザー数です。
これらを利用するのに、フォロワー数は関係ありません。
さらにフォロワー分析をみたい場合は、「もっと見る」に進みます。
ここでは、フォロワー数、年齢層(男女別でも可)、人気の場所(国や市町村)、フォロワーが滞在している時間帯ごとの人数などが見られます。
一点だけ注意したいのが、これらを確認するためには、100人以上のフォロワー数が必要だということです。
投稿の宣伝とは、過去に投稿した中から、多くのいいね!やコメントを獲得したものを広告に転用できる機能です。
投稿に元からついていたいいね!などは広告表示時にもそのまま引き継がれます。
多数のいいね!がついた投稿だと、広告の信頼性も高まり、さらなるいいね!を呼びこむことができるので、とてもユーザー受けが良い機能です。
ツールの使い方としては、過去の投稿を選び、広告の利用目的を選択し、Call To Action ボタンで電話番号や住所やウェブサイトのリンク先などを追加します。
そしてターゲットを選ぶ(Instagramがおすすめのターゲットも出してくれます)だけで、簡単に投稿を宣伝することができます。
また、広告の出稿期間も設定できます。
このようにInstagramはビジネスプロフィールに切り替えることによって、簡単に色々な広告機能が使えるようになります。
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