2017.7.26
Facebook広告を始める際には必ず使いこなしたいFacebookピクセル。
しかしなんのことかよくわからない方も多いのではないでしょうか。
今回はFacebookピクセルって何なのか、実装するにはどうすればいいのかをご説明いたします!
Facebookピクセルとは、広告キャンペーンの「ターゲット層の測定」、「最適化」、「構築」を可能にする、ウェブサイト用のJavaScriptコードです。
ウェブサイトにこのFacebookピクセルを実装することによって、サイトに訪れた人の行動が把握できるということです。
一昔前のFacebookピクセルを知っている方は、「コンバージョントラッキングピクセル」と「カスタムオーディエンスピクセル」の2つに分かれていましたよね。
現在はこの2つが統合され「Facebookピクセル」ひとつでコンバージョンの測定と最適化もリターゲティングの構築も可能になりました。
便利ですね!
つまり、Facebookピクセルを使えば、コンバージョン目的のキャンペーンを作成したり、リターゲティングオーディエンスむけに広告が配信できるというわけです。
まずは、ピクセルの作成です。
広告マネージャの「ピクセル」をクリックして、「ピクセルを設定」を選択します。
すると、「ピクセルコードをインストール」という画面が表示され、2つの選択肢がでてきます。
「コードを貼り付け」を選択してください。
するとコードが表示されるので「コードをクリップボードにコピー」を選択してメモなどに保存しておきましょう。
このコードはベースコードといいます。
ウェブサイトの全てのページに実装する必要があるので、各ページの<head>と</head>の間に挿入しておきます。
WordPressのようなツールでウェブサイトを作成している場合は、ウェブサイトテンプレートの<head>タグの間に記述しておけば全てのページに適用できます。
さらに標準イベントコードというものもあります。
標準イベントコードは、さっきのベースコートと組み合わせることによって構成することができ、より細かいアクションを追跡できます。
現在標準イベントコードは9種類存在します。
ウェブサイトアクションごとの標準イベントコードは以下の通りです。
「コンテンツを表示」… fbq(‘track’, ‘ViewContent’);
「友達、スポット等を検索」… fbq(‘track’, ‘Search’);
「カートに追加」… fbq(‘track’, ‘AddToCart’);
「ウィッシュリストへの追加」… fbq(‘track’, ‘AddToWishlist’);
「精算開始」… fbq(‘track’, ‘InitiateCheckout’);
「支払い情報の追加」… fbq(‘track’, ‘AddPaymentInfo’);
「購入」… fbq(‘track’, ‘Purchase’, {value: ‘0.00’, currency: ‘USD’});
「リード」… fbq(‘track’, ‘Lead’);
「登録完了」… fbq(‘track’, ‘CompleteRegistration’);
これらの標準イベントコードを挿入する箇所は、ベースコードの中盤にある「fbq(‘track’,’PageView’);」のすぐ下です。
例えば、製品ページを閲覧した人の追跡をしたい場合は、「コンテンツを表示」である「fbq(‘track’, ‘ViewContent’);」を挿入します。
気を付けなくてはいけない点は、標準イベントコードはウェブサイト上の特定のアクションをトラッキングするためのコードなので、ページごとにきちんと使い分けなければいけません。
なので、間違ったコードを挿入しても正確な情報は得られません。
しっかり事前に、ウェブサイトの構成を把握しておく必要があります。
このように標準イベントコードは壊しい情報が得られる分、作業量も多く、ややこしいので、ベースコートだけを全ページにきちんと実装するのも手ですね。
Facebookピクセルを使いこなして、より効果的な広告配信をしましょう!
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