リスティング
2016.7.27
こんにちは!
皆さん、リスティング運用をする中で、
当然のことながらリターゲティング、リマーケティング広告を活用されていることかと思います。
ただ、果たして本当にそれを使いこなせているでしょうか?
そこで今回は、「単にユーザーを追いかけるだけではない」リターゲティング広告の活用方法をご紹介致します!
リターゲティング用のユーザーリストは、ディスプレイ広告のみではなく、
検索連動型広告を出稿する際にも利用可能です。
具体的にはリストのユーザーに対する入札単価を上げたり、下げたりすることが可能です。
例えば、コンバージョン率が高いリストのユーザーへの入札単価を引き上げて、限られた予算の中でのコンバージョン数を最大化したり、
リスト以外のユーザーへの入札単価を相対的に引き下げて、全体の費用対効果の向上をしたりすることが出来ます。
ディスプレイのリターゲティング広告を出す際に、単に一つの広告グループで出稿するのも十分有効ですが、
更にコンバージョン率を引き上げるには、訪問日からの経過日数ごとのリストを作成し、広告グループを分けて運用してみるのも有効です。
例えば、訪問後30日まで、15日まで、7日までといった具合で分けます。
多くの場合、そのリストごとにコンバージョン率が変わり、より優良なリストがどれか検証することが出来ます。
優良なリストが分かったら、それ以外のリストを停止することで、必然的にコンバージョン単価を引き下げることが出来ます。
ただし、広告グループを分けるのであれば、十分に検証データが取得出来るように、
十分な予算とリストがあることを確認してから行うことには注意が必要です。
コンバージョン率を引き上げたいときには、
リターゲティングリストに加えて、アフィニティカテゴリや、プレースメントなどのターゲティングを掛け合わせることも有効です。
その際には②と同様に、いくつかのターゲティングを並行で走らせて、有効なターゲティングを発見することが定石です。
ただし、あまり条件を付けすぎると決め打ちになってしまったり、そもそもインプレッションが少なすぎたりして、有効なターゲティング方法が結局検証出来ないことになるため注意が必要です。
ときどき、新規ユーザーの獲得数のみが広告の目標となることがあります。
そのような場合、過去にコンバージョンをしたユーザーや、サイトに訪問したユーザーに広告を出し続けることは費用対効果を下げることに直結します。
そのため、広告を出す対象から”リストのユーザーを除外”するターゲティングが有効になってきます。
例えば、検索リターゲティングで、過去にコンバージョンしたユーザーリストの単価調整率を-100%とすれば、過去にコンバージョンしたことのないユーザーのみに広告を出稿することが可能です。
特に会員登録など、単一ユーザーから複数回コンバージョンが起こっても広告主の利益に繋がらない場合は、リスト除外を試してみるのがよいでしょう。
いかがだったでしょうか。
単にリターゲティングといっても、やり方次第で何通りも活用方法があります。
これを機に再度リターゲティング広告を見直してみてください!
リターゲティング広告の基礎知識はコチラから。
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