リスティング
2016.7.11
こんにちは!
リスティング広告を出稿する際にまず考えるのが、
どういったキーワードや広告文を登録して、
それらをどういった広告グループ、キャンペーンに分類して管理するかではないでしょうか。
実はむやみやたらにこの分類をしてしまうと、
運用工数がかさむばかりか、広告の品質を下げてしまうこともあるんです!
そういったことにならないためにも、
キャンペーン構築のハウトゥーをしっかりと押さえて、
効率的に成果を出せるアカウント構築を作っていきましょう!
よくある誤解ですが、キャンペーンや広告グループは細かく分けて管理した方がよいと言う考えがあります。
しかしながら、細かく分けてしまうと、単純に日額予算や入札単価を調整する対象が増えて、無為に工数ばかりが増えていきます。
またリスティング広告の仕組みを作る側のGoogleも、キャンペーンや広告グループ、キーワードといった単位に対してより多くの統計データが集まった方が、広告の品質スコアが上がりやすくなると言っています。
すなわち、キャンペーンや広告グループ、キーワードといった単位は極力少なくするべきということになります。
商品やキーワードごとに広告グループを丁寧に分類したい気持ちも分かりますが、
広告グループとは主に広告文を分けるために存在する階層です。
そのため多少商品が違っても広告文が同じで問題ないのであれば、
まずはキーワードを一つの広告グループにまとめてしまいましょう。
もちろん運用していく中で特定のキーワードが目標達成において有効であるということが分かれば、
そのキーワードに対して広告グループを作成して、広告文の最適化を行っていくことになりますが、
運用初期の十分な統計データが集まっていない段階でいきなり広告グループを分けるのは、
データが分散してしまうのでやらないべきです。
こちらもよく誤解がある部分かと思います。
いくつもアカウントを見ていると、キャンペーンが10個以上登録されているようなアカウントに出会うことも少なくありません。
このような構築が悪いというのは、上記した通りデータが分散してしまうというのと、
予算のコントロールが難しくなってしまうためです。
基本的にリスティング広告運用では予算の上限が決まっている場合がほとんどですので、
限られた予算を効果の高いキーワードから順に投下していくことが重要です。
そのため、効率的に成果を出そうと考えるのであれば、
コンバージョン単価などの成果指標が同程度のキャンペーンをまとめて管理するのが良いです。
良くある例として指名系のキーワードを出稿する場合があります。
指名系のキーワードはその他のキーワードに比べてコンバージョン単価が低くなる傾向にあるため、
キャンペーンを分けて、予算によるインプレッション損失が出ないように予算をコントロールすべきです。
その上で、広告予算が余るようであれば、別のキャンペーンを作成して、
新たに効果検証を進めていくのがベターです。
いかがだったでしょうか。
上記の3つの原則に従ったアカウント構築にするだけで、
工数を削減出来るだけではなく、成果も出しやすくなるため、
一度アカウントを見直してみてください!
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