マーケティングオートメーション(MA)
2016.12.9
無料から使えるマーケティングオートメーションツール、wonderにはヒートマップを応用した機能が実装されています。
ただ、
ヒートマップを入れただけで満足していませんか?
ヒートマップを見て、次の対策が打てていますか?
下記では、ヒートマップとその分析方法についてご説明します。
ヒートマップとはデータを可視化する手法の一つであり、
個々の値のデータ行列を、値の大小に応じて色を用いて可視化する手法です。
Webマーケティングにおけるヒートマップとは画面を縦横の格子で区切り、各格子に特定のロジックで数値化を行い、青や赤で色付けしたものが一般的です。
マウスクリックされている場所というのは、ユーザーがボタンであると認識している場所です。これから、以下の事が言えます。
・ボタンでないのにクリックされている場所は、ユーザーがボタンと勘違いしているかさらに情報が欲しいと思っている場所。故に、ボタンにしたりポップアップで情報を表示したりすべきと言えます。
・他のボタンと比べてクリックされているボタンは、それがボタンとして認識されているか、もしくはそのボタンがボタンを押したくなるものかである。故に、よくクリックされているボタンを真似すべきと言えます。(但し、意図せず押してしまうようなケースを除く。)
どの場所で熟読されているかが分かります。マウスの動きと視線の動きは約85%の関連度があると論文で発表されており、これから、以下が言えます。
・色が濃い場所は、よく見られている場所。故にそこに重要なコンテンツ、メッセージがないのであれば追加すべきです。
・色が薄い場所は、よく見られていない場所。よってそこに伝えたいメッセージがある、コンテンツがあるのであれば内容を見直したり、見た目を修正すべきでしょう。
どの場所までユーザーに見られているか分かります。これから、以下の事が言えます。
・急に見られなくなるエリアは、そこでユーザーが離脱しまっているため、その前後のコンテンツが多くのユーザーにとって魅力的でないものと言えます。
故に、コンテンツの見直しが必要です。ただしそのエリアに別ページのリンクがある場合かつ、その導線が正しい場合には気にする必要はありません。
ヒートマップは見方さえわかれば、すぐに対策を打てるものと言えます。
将来的にはこのあたりはマーケティングオートメーションで自動で改善提案出来る日も近いでしょう。
Deliways内検索Search
カテゴリーCategory