マーケティングオートメーション(MA)
2016.12.16
マーケティングオートメション導入方法には、
オンプレミスかSaaSにするかという2つの方法が実はあります。
これらの言葉についてあまり詳しくない方もいると思いますので、下記ではこれらについて説明していきます。
オンプレミスとは、システムを自社が管理する設備内に導入する手法を指します。
クラウドの概念が出来る前は基本的には全てオンプレミスでした。自社運用型とも言われます。
メリット
・情報等を自社のコントロール下における
・自社の工夫次第でセキュリティを強化することも可能
・システムによっては、ソースをいじることも可能
・社内システムとの連携も比較的容易で自由度が高い
・ランニングコストがサーバー代程度
デメリット
・構築のための環境準備が必要
・バグフィックスが手間
・サービスがアップデートした場合でも新たなバージョンを購入しなければならないケースもある
SaaSとはSoftware as a serviceの略で、必要な機能を必要な分だけ使えるようにしたクラウド上のサービスです。
基本的にはインターネット経由で接続し、一つのソフトウェアを複数のユーザーがそこでアカウントを発行し使用する形です。
無料から使えるマーケティングオートメーション、wonderもSaaS型のサービスです。
メリット
・サーバーの購入が不要であり、導入が比較的容易
・常にシステムが最新に保たれるため、バグが減っていく
・新たに追加された機能も簡単に使うことが出来る
・多くのサービスにおいて、初期費用が安い
・辞めるのも比較的簡単
デメリット
・全てその企業の配下にあるため、セキュリティレベルもその企業のセキュリティレベルを超えない
・APIを開放していないと、他の自社サービスと接続できない
・ソースが見えずブラックボックスになっているため細かいロジックが分からない
・ランニングコストが大きくかかる可能性がある
以上、これらの違いはわかりましたでしょうか?まとめると、
・セキュリティが凄く気になり、強固に出来る自信がある
・自社で細かく手を加えたい
・ランニングコストを抑えたい
等の理由があればオンプレミスで良いと思いますが、基本的にはSaaS型で良いと思います。
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