リスティング
2017.6.26
こんにちは!リスティング運用マンのこぶらです。
みなさん、リスティング広告でリマーケティングを使われることは多いかと思います。リマーケティングで使う「ユーザーリスト」は広く知られているかと思いますが、「類似ユーザーリスト」についてはどうでしょうか。
類似ユーザー(Similar Audiences)とは、特定のユーザーリストのユーザーと行動が類似するWeb上のユーザーのリストになります。
類似ユーザーと一口に言っても、活用方法は様々ですので、この機会に特徴を理解してリスティング広告の費用対効果向上に役立ててください!
ディスプレイ広告の特徴としては、広告在庫が多く、インプレッションが獲得出来ることや、低いクリック単価で集客を出来ることなどが挙げられます。
その特徴を活用して、費用対効果を高める工夫をしている運用者の方も多いのではないでしょうか。
ディスプレイ広告で既に費用対効果良くコンバージョンを獲得出来ている場合は、入札単価を引き上げてインプレッションやクリックをより多く獲得することで、収益を最大化することが出来ます。
一方で単に広告グループの入札単価を上げるのではなく、コンバージョンになりやすいターゲットに絞って効率的に入札単価を調整したいという場合もあるでしょう。
Google AdWordsであれば、「ディスプレイネットワーク」タブの「インタレストカテゴリとリマーケティングリスト」から類似ユーザーリストを選択して、「入札単価のみ」を指定します。
そして入札単価調整比を+1%以上で設定します。
そうすることで類似ユーザーに対してだけ、入札単価を引き上げてコンバージョン獲得の機会を最大化させることが出来ます。
「入札単価のみ」はGoogle AdWordsでのみ利用可能で、本記事執筆時点ではYahoo!ディスプレイネットワークは利用不可能です。
ディスプレイ広告で新しいターゲティングを考えており、その費用対効果に不安がある場合は、新しいターゲティングと類似ユーザーを掛け合わせることで、費用対効果を高めることが出来ます。
例えばキーワード「リスティング広告」でディスプレイ広告を出そうとしているときに、そのターゲティングに類似ユーザーを掛け合わせることで、ターゲティングの精度が上がり、クリック率およびコンバージョン率を上げられる可能性があります。
類似ユーザーは広告主にとって新規の見込み顧客となるため、リマーケティングと組み合わせることで、効果的に収益を上げることも可能です。
類似ユーザーへ出稿を絞り込む際に、Google AdWordsの場合は「掲載先の絞り込みと入札単価」を選択しますが、Yahoo!ディスプレイネットワークの場合はデフォルトで掲載先が絞り込まれるので、特に選択は不要です。
いかがだったでしょうか。
今回はディスプレイ広告についてご紹介しましたが、次回は検索連動型広告における類似ユーザーの活用方法をご紹介します!
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