2017.6.13
初めてリスティング運用をするマーケティング担当者は、最初に何から始めるべきかすらわからない場合も多いです
リスティング広告は、ユーザーが検索エンジンで何かのキーワードで検索した時に、検索結果に応じて表れる広告です。
リスティング広告が掲載される主な媒体は、Yahoo!とGoogleです。
リスティング運用をする際にそれぞれ操作するツールは、「スポンサードサーチ」と「Google AdWords」です。
リスティング広告はキーワードで検索することを通じて表示されるもので、検索結果となる広告文の順位もコントロールできます。
広告の順位は入札単価と広告品質によって決まります。
検索キーワード、広告文、サイトの関連性が強ければ強いほど広告品質が高いと言うことです。
今回はその中でもキーワードに注目してみましょう。
例えば、中学生英語の塾を経営している広告主がリスティング広告でネットからの問い合わせを増やすことを目指すとします。
まずはユーザーがどのようなキーワードを検索した時に広告を表示させたいのかを考え、その肝心なキーワードを決めましょう。
「スポンサードサーチ」と「Google AdWords」のツール欄の「キーワードプランナー」を使ってキーワードを決めます(「スポンサードサーチ」の場合、キーワードアドバイスツールと言います)。
広告主のビジネスに関連する単語を入れると、キーワード候補が並んできます。
そして広告主の予算によって、推定CPCや推奨入札単価から、キーワードとマッチタイプを決めます。
キーワードのマッチタイプについては下記のリンクで紹介しています。
http://deliways.com/blog/listing/61
しばらく広告を運用した後、目標に対して実際に検索されたキーワードはどうなったかについて、「検索語句」で調べることができます(「スポンサードサーチ」の場合は「検索クエリー」です)。
「フランス語」や「ビジネス英語」などの関係ないキーワードで検索されクリックが発生してしまうと、無駄なコストがかかるので、これらは除外キーワードとして追加したほうがいいでしょう。
逆に「高校入試 英語」のようなキーワードがよく検索され、しかもCVまでも発生した場合、検索キーワードとして追加したほうがいいです。
このような診断は定期的に、あるいはCVがなかなか発生してないときなどに行います。
広告主の予算に応じて、CPC(クリック単価)を設定しましたが、設定した後CPCを調整する場合もあります。
例えば1日の予算が足りない時、CPCを下げます。
あるいは、広告主が高校入試の英語を勉強しようとする学生や保護者に向けて広告を出したい場合は、「中学生英語塾」より、「高校入試 英語」のCPCをあげたほうがいいでしょう。
なぜなら、上限CPC(上限クリック単価)は広告ランクに影響を与えているためです。
今回あくまでも一例を挙げて説明しましたが、実際運用する際に、このような単純なことだけではなく、状況を踏まえてから判断すべきです。
現在、伝統的な大手から起業したばかりの中小企業まで、Webマーケティングを行っています
Webマーケティングは有力な広告手段として役に立っています。
中でもリスティング運用は基本且つ重要であり、豊富な経験を持つ広告代理店に依頼したほうがよいでしょう。
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