2017.2.2
こんにちは!リスティング広告運用マンのこぶらです。
みなさん日ごろGoogleアドワーズを使われていると「AdWords Script」という言葉を聞いたことのある方も多いのではないでしょうか。
AdWords ScriptとはJavaScript を使ってGoogleアドワーズのデータをプログラムで制御出来るツールです。
既に自動入札や広告のローテーションといった機能を使って、広告運用を効率化されている方も多いかとは思いますが、AdWords Scriptを使うことで、自分の使いやすいようにプログラムを作ることが出来るので、より運用効率を上げていくことが出来ます。
そこで今回はAdWords Scriptを使ってまずやってみたい、広告運用の効率化手法をご紹介します!
広告運用の中でも時間が掛かる業務の一つが、広告主への広告成果のレポーティングです。
アドワーズ経由のコンバージョン数や、コンバージョン単価といった成果指標は広告主のビジネスに直結するため、日単位、もしくは時間単位での報告を求められる場合もあるでしょう。
そんなときに、「アドワーズの成果指標を2時間おきに指定したメールアドレスに送付する」といったスクリプトを作成しておけば、毎回アドワーズアカウントを開かなくても広告主へ報告することが出来、広告運用業務を効率化することが出来ます。
Googleアドワーズの広告掲載はオークション制をとっているため、1回のインプレッションごとにクリック単価が変動します。
そのため特に大きな予算を使っている広告主では、日単位、もしくは時間単位でキーワードの入札単価を調整する必要が出てきます。
ただ、数十、数百というキーワードの入札単価を変えることは単純作業にも関わらず時間が掛かってしまい、効率的とはいえません。
そんなときに、「コンバージョン単価が1500円を上回ったら入札単価を20%引き下げる」だとか「コンバージョン単価が1000円を下回ったら入札単価を20%引き上げる」といったスクリプトを作成しておけば、手動で入札単価を変更しなくても、コンバージョン単価をコントロールして運用することが出来、広告運用業務を効率化することが出来ます。
広告主のタイプによっては獲得効率が良い日には使う広告費用も増やしていきたいという要望もあるでしょう。
そんなときに、毎回電話やメールで打ち合わせて日額予算を調整するのは、広告主側も運用担当者側も時間を使ってしまうため、効率的とはいえません。
そんなときに、「コンバージョン率が3.0%を超えたら日額予算を1万円引き上げる」といったスクリプトを作成しておけば、自動で日額予算を変更出来、広告運用業務を効率化することが出来ます。
いかがだったでしょうか。
上記のように広告運用業務の効率化でお悩みの方にとってAdWords Scriptは非常に有効にはたらくと思いますので、是非プログラミングのリソースを確保して、Scriptを作成してみてください!
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