リスティング

2017.1.27

GoogleアドワーズのGDNで成果を出すための3つの手順

GoogleアドワーズのGDNで成果を出すための3つの手順

 

こんにちは!リスティング運用マンのこぶらです。

 

みなさんの中にはGoogleアドワーズの「Googleディスプレイネットワーク(GDN:Google Display Network)」を利用されている方も多いかと思います。

 

GDNはGoogleの検索ネットワークへの広告掲載に比べて、ターゲティングの自由度が高いため、成果を出すためにいくらでもやれることがありますが、その一方で、運用が煩雑で工数が掛かってしまったり、そもそも何をやったら良いのか分からなくなったりしてしまいがちです。

 

そこで今回はGDNでコンバージョンの獲得、すなわち成果を出そうと思ったときに、まずやるべきこととその手順をご紹介していきます!

1) リマーケティングを使う

 

リマーケティングは一度ウェブサイトに訪れたことのあるユーザーのみに限定して、広告を出稿出来る手法です。

 

購買意欲の高いユーザーに対してアプローチ出来、コンバージョン率が高い傾向にあるので、GDNを始める際にはまずはリマーケティングに予算を割くべきです。

 

ただしリマーケティングを使うためには、「対象のウェブサイトにリマーケティングタグと呼ばれるものを設置する」「対象のユーザーリストが100件以上まで溜まる」という条件を満たす必要があります。

 

そのため、Googleアドワーズを開始する際には、いますぐGDNを使わないという場合でも、サイトへのリマーケティングタグの設置をして準備をすすめておきましょう。

2) シミラーユーザーを使う

 

GDNからコンバージョンを獲得するためには、一般的にリマーケティングが一番効果的です。

 

しかし、リマーケティングの対象はウェブサイトの訪問者数に比例するため、コンバージョン数を伸ばしていくには限界があります。

 

そのような場合には「シミラーユーザ」を使うと効果的です。

 

シミラーユーザーとは、リマーケティングで使うリストのユーザーと興味、関心、行動が共通するユーザーのことで、アドワーズのシステムから自動に作成されます。

 

利用条件としては既存のユーザーリストが500件以上まで溜まることが必要です。

 

シミラーユーザーは既存ユーザーに似ている新規ユーザーにアプローチ出来るため、直近のコンバージョンを獲得するのみでなく、未来のリマーケティング対象のユーザー数を増やすという効果も見込まれるため、積極的に使ってみるべきです。

 

3) オーディエンスターゲティングを使う

 

リマーケティングやシミラーユーザーへのアプローチはコンバージョンを獲得する上で効果的ですが、どちらもユーザーリストが必要になります。

 

そのため、広告主が極端に訪問数の少ないウェブサイトしか所有していない場合、実質利用出来ないということがあります。

 

そのようなときは、「オーディエンスターゲティング」を利用すべきです。

 

オーディエンスターゲティングでは、ネットワーク上の全ユーザーの中から、「キーワード」「プレースメント」「トピック」といった条件に合うユーザーに対して広告を出稿することが出来ます。

 

ネットワーク上の全ユーザーを対象とするため、対象ユーザー数が少ないという問題が起きることはありません。

 

そのため、「”中古車”というキーワードを含むサイトを閲覧している」「”ドライブ”に興味のあるユーザー」というように、複数の条件を組み合わせてターゲットを絞っても、十分なインプレッションおよびクリックを獲得することが出来ます。

 

またターゲティングを絞ることで、リマーケティングやシミラーユーザーへのアプローチと比べて、一般的にコンバージョン率は下がりますが、コンバージョン獲得を狙っていくことも十分可能です。

まとめ

 

一見複雑なGDNの設定ですが、「リマーケティング、シミラーユーザー、オーディエンスターゲティングの順に予算を割く」ということと、「十分なインプレッションが獲得出来る場合はターゲティングを絞ることでコンバージョン率を上げる」ということが、コンバージョン獲得という成果に繋げる手順になります。

 

いままで検索ネットワークしか使ってこなかった方や、GDNを使ってはいたもののリマーケティングまでしか使っていなかったような方は、是非この機会にGDNでのコンバージョン最大化を目指していただければと思います!

 

      
Posted by:こぶら
   


   
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