2017.8.15
こんにちは!リスティング運用マンのこぶらです。
リスティング広告を運用していく中で、新しくアカウントを開くことも多々あるかと思います。そのような場合にどのように考えてアカウント構成を考えていますでしょうか。
最初のアカウント構成次第で運用効率や成果が変わってきますので、ここでご紹介するポイントを押さえて、成果が出るアカウント構成を作っていきましょう!
まずそもそもなのですが、リスティング広告で成果を出すためには何が必要でしょうか。
それはズバリ「データ」です。これに尽きます。
リスティング広告は運用型広告です。
それはテレビや新聞といったWeb以外の媒体、Webの中でも純広告のような媒体とは異なり、その時々の状況に合わせて広告予算や掲載先、クリエイティブ等を変更することが出来るということです。
つまり、効果の高い掲載先を特定してそこに予算を集中投下すれば100%成果が改善します。誇大でも何でもなく100%です。これがリスティング広告を始めとする運用型広告の強みです。
そして「効果の高い掲載先」を特定するためには「データ」が必要です。
この「データ」を「いかに早く」、「いかに多く」収集するのか、これこそがリスティング広告で成果を上げるポイントです。
言い換えれば成果が出るアカウント構成とは、「データをより早く、より多く収集出来る」アカウント構成ということです。
リスティング広告で成果を出すためにデータが必要というのは前述の通りです。
では一番成果が出るアカウント構成とは何でしょうか。
それは、「既に成果が出ている同業種のアカウント構成」になります。
元も子も無いように聞こえますが、既に成果が出ているというデータに勝るものはありません。
そのため、もし代理店に運用を任せている場合、まずは既に成果が出ている同業種のアカウント構成をそのまま使うように指示することをおすすめします。
(もちろん、広告文などのクリエイティブは変更しなければなりません。)
データが大事とは分かっていても、実際データを集めるところから始めなければならない場合も多いかと思います。
そのような場合は「出来るだけアカウント構成をシンプルに」しましょう。
つまり最小限のキャンペーン数、最小限の広告グループ数、最小限のキーワード数にするということです。
キーワード数が少ないと、効果の高いキーワードを見逃してしまうかもしれないと不安に思う方も多いかと思いますが、それに対してははっきりと「No」とお伝えしておきます。
何故かというと、予算が限られているというのと、部分一致というマッチタイプがあるというのが大きな理由です。
限られた予算に対してキーワード数を増やしてしまうと、一つのキーワードあたりのデータは「少なく」なりますし、データが溜まるのも「遅く」なります。
これは冒頭で触れた、データを「いかに早く」、「いかに多く」収集するかというポイントと相反します。
また部分一致というマッチタイプを利用すれば、登録したキーワードのみではなく、そのキーワードに関連した語句が検索された際にも広告を表示することが出来ます。そのため全て、とまではいきませんが意味が同じキーワードであればいくつも登録する必要は無いのです。
つまり、10万円前後の少額予算の場合などは部分一致のキーワードを一つ登録しておけば事足りてしまうことが多いです。逆に完全一致やフレーズ一致などでいくつもキーワードを登録して管理ばかり煩雑になってしまうということが多々あります。
一つのキーワードのみでクリックを十分に獲得出来ないとなってはじめて、キーワードの追加を考えるのが良いでしょう。
いかがだったでしょうか。
後編では一般的に成果の出るキャンペーンや、データが溜まった後の運用についてご紹介します!
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