リスティング
2015.12.8
リスティング広告は検索連動型広告の側面を持つため、
広告の効果はキーワードと紐付きます。
そのためリスティング広告の出稿を検討されているのであれば、
キーワードを選ぶ上での重要なポイントを押さえて、
効率的かつ効果的な運用をしていくことが必要になってきます。
リスティング広告を出稿する主な目的は
ユーザーに商品やサービスを買ってもらい、売り上げを上げることですので、
当然ながらコンバージョンを獲得することを目指した運用が必要です。
コンバージョンを獲得するために、
キーワードを選定において重要になってくる基準は、下記の3点です。
<キーワード選定の基準>
・コンバージョンが期待できるユーザーが検索するキーワードかどうか(アクセスの質)
・多くのユーザーが検索するキーワードかどうか(アクセスの量)
・キーワードの数が多いかどうか(キーワードの幅)
ここで注意すべきなのは、リスティング広告においては、
アクセスの量が少ないキーワードでもコンバージョンが期待出来るのであれば、
積極的に使っていくべきということです。
何故ならリスティング広告には、クリック課金という特徴があり、
たとえアクセスの量が少なくても、費用に見合った効果が期待出来るためです。
そのため「”コンバージョンが期待できるキーワード”を”幅広く”登録する」ことが重要です。
コンバージョンが期待できるキーワードを探すためには、
下記のような項目をチェックしてみてください。
①指名系のキーワード
会社の名前やブランドの名前で検索するユーザーは、既に貴社の存在を知っているため、コンバージョンが期待できるユーザーと言えます。そういったユーザーを獲得するためにも、指名系のキーワードは登録しておきましょう。またそのキーワードで検索した際に、競合他社の広告が上位に表示されているようでしたら、そちらよりも上位に表示できるよう入札単価を調節しましょう。
具体的な例:立ち飲み酒場デリウェイズ
②サービス内容を直接表すキーワード
「立ち飲み酒場デリウェイズ」という名前は知らないものの、立ち飲み居酒屋に行きたいと思っているユーザーも、コンバージョンに近いユーザーと言えます。サービス内容にマッチしているユーザーなので、ここも逃さないようにしましょう。
具体的な例:立ち飲み居酒屋 築地
③マッチ度は低いがコンバージョンの可能性があるキーワード
立ち飲みかどうかは別にして、居酒屋を探しているユーザーもコンバージョンしてくれる可能性があります。
具体的な例:居酒屋 築地
④今すぐにサービスを受けたいとは思っていないが、コンバージョンの可能性が無いとは言えないキーワード
居酒屋に行く気があるか分からないが、居酒屋に行く可能性のあるユーザーもターゲットになります。
具体的な例;グルメスポット 築地
では実際に上記の条件を満たすためにどのように
キーワードを探せば良いのでしょうか。
これについてはさまざまなツールを駆使することで、
キーワードを見つけることが出来ます。
・リスティング広告の検索クエリ
実際に長期間運用しているアカウントがあれば、
近しい業種態でのデータを活用することが出来ます。
・アクセス解析ツールのデータ
Google Analyticsなどのコンバージョンデータから、
自然検索のワードを調べることが出来るため、
こちらも積極的に活用していくべきです。
・自社のホームページ
当然ですが、自社のサイト内を見ることは非常に大切です。貴社の特徴や強みを表すキーワードが多く記載されているはずです。リスティング広告の担当者様とWeb制作の担当者様が別である場合は特に重要です。
・競合他社のホームページ
実際に検索してみることで競合他社の対策しているキーワードや広告文、競合他社がメタキーワードとして登録しているものを探してみましょう。
下記のようなツールもキーワード選定に大きく貢献してくれます。
積極的に活用してみましょう。
・キーワードアドバイスツール
https://promotionalads.business.yahoo.co.jp/Agency/Tools/KeywordAdviceTool/
・キーワードプランナー
https://adwords.google.co.jp/keywordplanner/
・goodkeyword
・KARABINER
いかがだったでしょうか。
初めてのキーワード選定だとビックキーワードを入れて運用を始めてみるなどといったケースもありますが、上記のような方法で、効果的なキーワードを探して、運用を進めてみて下さい。
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