リスティング
2017.2.16
こんにちは!リスティング運用マンのこぶらです。
リスティング運用をしていれば一度は、「地域ごとに広告文を分けられたらいいのに」と思ったことはないでしょうか。
広告文を分けるために地域ごとにキャンペーンや広告グループを作って、キーワードや広告文の数が大量になってしまった、なんていう方も多いのではないでしょうか。
実はGoogleアドワーズの「広告カスタマイザ」という機能を使えば、そのような方法をとらなくても広告文を地域ごとに分けることが出来るのです!
そこで今回はそんな広告カスタマイザを使って広告文を地域ごとに分ける方法をご紹介します!
まずは「地域名」と「その地域に対する広告文」の対応を決める作業が必要です。そのために「データフィード」というものを作成しなければいけません。
データフィードはGoogleアドワーズにログインして、「共有ライブラリ」の「ビジネスデータ」画面に入って、「+データ」の「広告カスタマイザデータ」から作成することが出来ます。
データフィードは基本的にcsvファイルで作成してアップロードをします。csvファイルのテンプレートは、アップロード画面の「広告カスタマイザ データ テンプレート(CSV 形式でダウンロード)」というリンクからダウンロードすることが出来ます。
データフィードのcsvテンプレートファイルをダウンロードしたら、カスタマイズしたい項目を埋めていきます。
例えば「レストラン」というキャンペーンにおいて、「東京都」と「大阪府」の地域ごとで広告タイトルを「東京のオススメレストランなら」、「大阪のオススメレストランなら」と出し分けたい場合は、まずテンプレートの「Target location」に「東京都, 日本」、「大阪府, 日本」を入力します。そして「Target campaign」には両方の地域ともに「レストラン」を入力します。最後に「Model (text)」に広告文に入れたいテキストを入れます。今回の場合であれば「東京」と「大阪」を入れます。
必要の無い項目は入力しなくても特に問題ありません。
データフィードを作成したら共有ライブラリにアップロードします。アップロードが完了するとこのように広告カスタマイザデータが表示されます。
「地域名のフィード」というのが作成したデータフィードの名称で、任意で設定することが出来ます。こちらをクリックするとアップロードした内容が表示されます。
「ポリシーの詳細」の項目が「審査待ち」から「承認済み」に変われば広告カスタマイザを利用することが出来ます。
広告カスタマイザのフィードの審査が通ったら、最後に動的な広告文を広告グループに登録します。
広告文の中の地域ごとに変更したい箇所に「{=データ名.属性名:デフォルトのテキスト}」という構文を挿入します。今回の場合であれば{=地域名のフィード.Model:近場}を挿入した箇所のテキストが「東京」か「大阪」、「近場」のいずれかになります。
下記が登録する広告文と表示例になります。
■登録する広告文
{=地域名のフィード.Model:近場}のオススメレストランなら – レストランデリウェイズ
restaurant.deliways.com/レストラン/{=地域名のフィード.Model:近場}
特別な日のお食事は人気のレストランで。今なら10%OFF。WEB予約受付中。
・東京都内で検索した、もしくは「東京都」に関連するクエリで検索した場合
東京のオススメレストランなら – レストランデリウェイズ
restaurant.deliways.com/レストラン/東京
特別な日のお食事は人気のレストランで。今なら10%OFF。WEB予約受付中。
・大阪府内で検索した、もしくは「大阪府」に関連するクエリで検索した場合
大阪のオススメレストランなら – レストランデリウェイズ
restaurant.deliways.com/レストラン/大阪
特別な日のお食事は人気のレストランで。今なら10%OFF。WEB予約受付中。
・上記のいずれにも当てはまらない場合
近場のオススメレストランなら – レストランデリウェイズ
restaurant.deliways.com/レストラン/近場
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いかがだったでしょうか。
このように広告カスタマイザを使うことで、キャンペーンや広告グループを分けなくても地域ごとに広告文を出すことが出来ます。
広告文のクリック率やコンバージョン率を高める可能性のある施策ですので、地域ごとにサービスや店舗を展開している広告主のアカウントでは積極的に取り入れてみるべきです!
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