マーケティングオートメーション(MA)
2016.11.11
メールマーケティングの効果が落ちた。
今時メールで効果が出るのか?
こんな声がちらほら聞こえてくる昨今ですが、一般的なマーケティングオートメーションツールのメイン機能の一つが、メールマーケティング機能です。
果たしてメールマーケティングは、もはややっても仕方がないのか、そのあたりを紹介していきます。
メールマーケティングは、プッシュで特定のユーザーにbyネームでアプローチが出来る手段で、
一人一人に送ることも出来れば複数人に同じメッセージも送ることができます。
これを代替できる手段としては例えば下記のようなものがあります。
・LINEメッセージ
・SMS(ショートメッセージ)
・Facebookメッセージ
・プッシュ通知
etc.
【メリット】
メールマーケティングのメリットは、ずばり人口カバー率です。
今やメールアドレスを一つも持っていない人はほとんどいないでしょう。マーケティングをする上でユーザーとの接点となるチャネル選定は非常に重要です。
例えばLINEの方が返信率がいいからといって、必ずしもLINEを使うべきということにはなりません。
それは何故か?
それは、LINEを持っていない層にはアプローチ出来ないマーケティング手法だからです。
例えば仮に、今の顧客のLINE利用率が70%だとすると、残りの30%は捨てる事になるからです。
当然、メールは見ていないとか、
開かれないというケースもあるので一概にどちらが良いとは言えませんが
自分のユーザーにとって最も効果が期待できるチャネルは何かを考える必要があります。
メールはほとんどの人にメッセージを届けられる可能性が高いので、そこが大きなメリットと言えます。
【デメリット】
デメリットは、メールが見られなくなっているということ。メールマーケティング全盛期では開封率は20~30%くらいであったが、今は10%あるかどうかという所です。また一度配信拒否をされてしまうと2度とメッセージが届けられなくなってしまう点もデメリットです。
このあたりはマーケティングのノウハウが必要な領域であると言えます。
メールマーケティングは、まだ死んではいないと言えます。
ただし、
年々メールマーケティングの平均的な効果が下がっているため、
効果検証を頻繁にして個々のメッセージの質を上げたり
LINEメッセージ等、他チャネルでのマーケティングを並行して進めていった方が良さそうです。
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