マーケティングオートメーション(MA)
2016.6.23
マーケティングオートメーションという言葉をご存知でしょうか?マーケティングオートメーションとは、ナーチャリング、いわゆる獲得したリストをシステムの力によって商品やサービスに対する見込み度合いの向上を自動で行ってくれるツールの総称です。
現状は、CRM(顧客管理)領域をメインとしているサービスでも、マーケティングオートメーションを謳っていたりと、この言葉に厳密な定義はなく、非常にふわっとした言葉として使われています。
また、マーケティングオートメーションと聞くと成約までの全ての工程をシステムで自動的に行ってくれると考えがちですが、そうではないことが大半です。多くの場合は見込み度が上がってきたタイミングで営業マンとバトンタッチします。
マーケティングオートメーションは米国を中心に成長を続けており、国内も最近では様々な企業が参入している、まさにレッドオーシャンな市場です。
実際、マーケティングオートメーションと呼ばれるツールには様々な機能がありますが、一般的なものとしては下記があります。
・ターゲティング:特定のマーケティング施策の対象を決める。完全に一人一人に対して設定するのは難しいため、一般的には複数のセグメントに分けて設定する。
・スコアリング:例えばメールを開封したら+3点、webサイトを訪問したら+5点等、顧客のアクションに対して点数付けを行います。
・メールマーケティング:上記ターゲットに対してそれぞれメールを配信します。メール配信後の開封有無によって次のメールを変更することが出来ます。
・広告マーケティング:特定のお客様にだけ広告を出すことが出来ます。リマケ広告の強化版です。
オートメーションと聞くと、「すごく便利だけど、ホントに自動で全部やってくれるの?」と疑問が湧きますよね。すごく魔法のようでもあり、胡散臭さもあり…。
マーケティングオートメーションで最も難しいのが、サービスの導入です。要は、どういうお客様に、どういうストーリーで、いつ、何のメッセージを伝えるのか、というものを細かく設計していく必要があります。これが細ければ細かいほどよりOne to Oneのマーケティングに繋がるのですが、非常に手間がかかるのと、難易度が非常に高いです。そのため、基本的には初期導入コストとして数十万~数百万くらい必要とするサービスがほとんどです。設計が間違っていれば当然成果も出ないため、この設定が非常に重要です。
以上の理由から、マーケティングオートメーションツールは比較的資金に余裕のある大手企業が使っているケースがほとんどです。そこに目をつけたのが、”wonder”。中小企業向けに作られた、無料から使えるマーケティングオートメーションです。気になる方は是非こちらを見てみてくださいね。
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