リスティング

2016.10.5

インプレッション損失率(予算)を見れば分かるリスティング広告の運用レベル

インプレッション損失率(予算)を見れば分かるリスティング広告の運用レベル

こんにちは!リスティング運用マンのこぶらです。

 

皆さん「インプレッション損失率(予算)」という指標はご存知かと思いますが、どのような状況が正解なのか分からず困ってしまっているということはありませんでしょうか?

 

そこで今回は、アカウントのインプレッション損失率(予算)から運用担当者のレベルを見抜く方法をお伝えします。

インプレッション損失率(予算)とは

おさらいになりますが「インプレッション損失率(予算)」とは、出稿額が設定した上限に達してしまったことで、リスティング広告を表示出来なかった回数を表す指標です。

 

これが0%であれば、広告は常に表示され、100%であれば広告は一切表示されません(実際のアカウントでは損失率100%という表記ではなく「>90%」という表記になります)。

 

この数値を下げるためには、上限予算を引き上げるか、登録キーワードを減らすという運用が必要になります。

インプレッション損失の何がいけないのか

インプレッション損失の何がいけないか。

 

ズバリ「コンバージョン機会を損失してしまう」ことです。

 

当たり前ではありますが、インプレッション損失が発生すれば、インプレッション数が減ります。インプレッションが減れば、クリック数が減ります。そしてクリック数が減れば、コンバージョン数が減ります。当たり前ですね。(笑)

 

この理屈は当たり前なのですが、インプレッション損失率(予算)を考える上で大事なポイントは、「低コスト」で「簡単に」コンバージョンを獲得する機会を損失しないことです。

 

同じリスティング広告といっても、入札するキーワードによってクリック単価やコンバージョン率は様々です。すなわち、コンバージョン単価(CPA)が高いものもあれば、低いものもあるということになります。

 

だったら、CPAが低いものでコンバージョンを獲得したいと思うのが当然ですよね。

 

しかしながら、予算を上げるか他のキーワードをオフにすれば、簡単に誰でも防げるインプレッション損失(予算)があることによって、そんな貴重な機会を失ってしまうんです。

 

もったいないですよね。

インプレッション損失率(予算)から運用レベルを見抜く方法

上記からインプレッション損失(予算)を出すこと(CPA低いキーワードが含まれるキャンペーンにおいて)が、どれほど罪深いかご理解いただけたかと思います。

 

そこで最後に、そんなインプレッション損失(予算)を意図無く出してしまっている運用者を見抜くためのポイントをお教えします。

 

 

□2つ以上のキャンペーン(同一媒体、同一商材)でインプレッション損失(予算)が出ている。

 

□出ているインプレッション損失率(予算)が大きい(50%以上出ていたら怪しいと考えて間違い無いでしょう)。

※優秀な代理店で全アカウント平均が10~20%という話があります。

 

□CPAが低い(目標額を切っている)キャンペーンでインプレッション損失率(予算)が出ている。

 

 

いかがだったでしょうか。

 

インプレッション損失率(予算)は運用担当者のレベルを見抜く絶好の指標ですので、これを活用して運用者の選定を行ってみてください。

      
Posted by:こぶら
   


   
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