マーケティングオートメーション(MA)
2017.1.27
皆さんAPIという言葉を聞いたことはありますか?
近年頻繁に聞かれるようになった言葉ですが、実は意味がわかっていない方も多いのではないでしょうか?
APIとは、アプリケーションプログラミングインタフェース(Application Programming Interface)のことで、あるシステム内のデータやプログラムを使うために呼び出して利用する規約のことです。システム開発の現場ではこの言葉が飛び交っています。例えばTwitterはこのAPIを広く開放したことが成功した理由の一つとも言われている、ビジネス的にも非常に需要な機能です。
このAPIを使うことで、例えばマーケティングオートメーションツール、wonderからGoogleアナリティクスのデータにアクセス出来るのです。
但しこれは、API提供側に完全にコントロールされるため、取得可能なデータ情報、コール回数(問い合わせ回数)等に制限があります。
また全てのAPIが無料というわけではなく、中には有料のAPIもあります。
基本的にAPIを公開している場合はその使い方も合わせて公開しています。
決められた方法でアクセスをすることでデータを取得出来ます。取得する際の形式は
XML(Extensible Markup Language)
や
JSON(JavaScript Object Notation)
が一般的です。これらの情報を受領し、自社サービス内で成形加工して使用しています。
APIは非常に便利なものですが、下記に注意しなくてはなりません。
・APIの仕様が、サービス提供側の都合で変わる事があるため、その都度プログラム側も修正しなければなりません。そのためAPIの仕様に変更がないかのチェックが定期的に必要なのと、突発的に対応工数が取られる危険があります。場合によっては想像以上に工数が膨らむケースがありますので、そのAPIがシステムの根幹に関わるケースはかなり大きなダメージを受けるリスクがあります。
・ロジックが分からないので、バグがあっても気付くことが困難です。そのため、提供側がちゃんと正しいシステムを構築しているという信頼を置けるか、という点も重要になってきます。
・アクセスに上限回数があるケースが多いです。そのため、どのくらいの検索数になるのか、どのくらいまでサービスが成り立つのか、アクセスが増えるとサービスが成り立たない可能性があるのか等の注意が必要です。
以上まとめると、下記のようになります。
・APIとは、あるシステム内のデータやプログラムを使うために呼び出して利用する規約のこと。
・決まったフォーマットでアクセスすると、データを返してくれます。
・自社でコントロール出来ない部分が多く、導入にはリスクが伴います。
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